便秘から腰痛を引き起こす

以前、厚生労働省が2800万人が腰痛で苦しんでいると発表しました。あなたの周りにも腰痛で苦しんでいる人がいると思います。アメリカでは深刻な社会問題になっているそうです。原因不明と言われていますが、たった2つのことを習慣化することで完全に腰痛を改善できます。

 

 

あらゆる疾患は筋肉の異常から始まります。腰部の筋肉が硬直、あるいは損傷して痛みの発信源となっています。骨格的には背骨間に異常が出ている状態なのです。背骨は生理的湾曲と言って、緩いS字状を描いています。頸椎(首)と腰椎(腰)はアーチ状(反り)を描いています。

 

 

整形外科でレントゲンで診ても腰椎に異常がないのに、腰痛になっている人がいます。これこそ、カラダの動きに制限が出ているので腰痛になっているのです。腰椎は5つあります。腰椎1~5番までの関節は動きだけでなく感情と内臓に関係があります。

 

 

腰痛は大きく分けて2つあります。脳痛と腸痛です。どちらもストレスから腰部の筋肉を緊張させているのです。結論から言うと、脳と腸のストレスを取り除けば、腰痛は完全に改善できるのです。

 

 

便秘でないのに腰痛?と思われた方がいると思います。宿便が排泄しないと立派な便秘です。カラダや心に老廃物がないと疾患になりません。分かっているけど、不要な老廃水分や感情を溜め込むのが人間です。逆に不要な老廃水分や感情をゼロにすることは不可能です。上手に付き合い、痛みやコリのないカラダつき、思考に切り替えることです。

 

 

脳痛とは、ストレッチによってオピオイドと言う、鎮痛ホルモンが分泌されないので腰痛を引き起こします。腸痛は腸が荒れたり下垂したりして腰痛を引き起こします。どちらも脳から正しい命令が出ない状態、あるいは受け止めるカラダに問題があるのです。要するに腰椎の詰まりから腰痛が起きているのです。

 

 

レントゲンで異常なしと言われても、腰痛を引き起こしているのは動きに制限があるからです。それと人によって腰痛の症状は違います。それぞれの症状を紐解いていきます。腰椎は背骨の一部であります。頸椎7、胸椎12、腰椎5、計24個あります。

 

 

背骨が真っ直ぐだったら、衝撃を直接受けるので、走ったりジャンプすることが困難になります。日本人の殆どは背骨が後湾ぎみになっています。分かりやすく言うと丸まっています。そうなると腰椎は真っ直ぐに近い状態になります。その状態を支えるために、腰部周辺の筋肉が緊張して硬直します。この状態が直接的な原因です。

 

 

直接的な原因よりも、なぜ、そうなっていくのか?このプロセスに本質の原因があります。腰椎にはそれぞれ特性があります。

 

腰椎1番

上下の運動を支配しています。頭の働きや首の動きの関係があります。大脳新皮質を活性化させます。ただし常識に囚われると上下の動きに制限が出ます。頭でっかちになって、融通が効かないようになるので周囲を困惑させます。

 

首には喉があります。首・手首・腰首・足首と言われ、連動しています。特に喉は過去の人間関係を残存させる器官です。傷ついた言葉、人間関係の失敗を記憶しています。その影響が腰に症状として出るのです。

 

腰椎2番

左右の運動を支配しています。消化器と繋がっています。食べ過ぎ・飲み過ぎると左右の動きに制限が出ます。好き嫌いの感情も支配しています。

 

腰椎3番

捩じる運動に支配されています。泌尿器と繋がっています。勝ち負けや闘争的な感情も支配しています。腰痛の要と言ってもいいのが腰椎3番です。泌尿器が疲弊すると全身が硬化していきます。捩じる動きから制限されていきます。

 

腰椎4番

骨盤の開閉力を支配しています。生殖器と繋がっています。勘や本能、集中力を表しています。自分らしさを抑え込むとカラダも心も閉じていきます。特に40代からの女性で腰痛と便秘を抱えているのは、骨盤の開閉力に問題があり、生理痛・PMSなどに罹りやすいです。

 

腰椎5番

前後運動を支配しています。歩く、走ると言った動きと関係がります。呼吸器と繋がっています。抑制や我慢を表しています。元氣は足脚からと言います。下半身に70%の筋肉が存在しています。

 

人間は胎児のとき、無意識に前後の動きをします。生まれて半年くらいでハイハイ(左右)の動きをします。一年くらいで意識して捩じる動きをします。死ぬときも前後・左右・捩じる動きが出来なくなり最期を迎えます。これは腰が動かなくなることです。

 

 

まとめると、

 

常識の囚われるすぎると、上下の動きに制限がでます。

 

好き嫌いが激しいと、左右の動きに制限が出ます。

 

勝ち負けに拘り過ぎると、捩じる動きに制限が出ます。

 

理性を失っていくと、開く閉じる動きに制限が出ます。

 

抑制や我慢が出来なくなると、走る・歩く動きに制限が出ます。

 

脳は脳をコントロールすることはできません。腰痛のとき、痛みを消すと思っても消えませんよね!また、心を心でコントロールすることも出来ません。

 

 

腰痛は筋肉の異常ですが、第三者に揉んでもらったり、矯正してもらっても一時的に良くなりますが、根本を変えないと元に戻っていきます。整体師の私が言うのも可笑しいですが!(^^)!

 

 

実は腰痛の根本的な原因は、動きの癖から生じているのです。つまり、動きの癖を修正すると簡単に腰痛は改善します。腰椎1番~5番までの動きに制限があるので、動きの癖が生じてくるのです。

 

 

なぜ、便秘から腰痛になるのか?

 

 

腰椎1番は頭で考えすぎて、上半身に重心が上がります。足脚の力が抜けていくことで便秘・腰痛を彦起すのです。

 

腰椎2番は食べ過ぎ・飲み過ぎで大量に消化エネルギーが使われます。その分、免疫力が衰えて排泄力が低下します。お腹の力が抜けていくので腰部周辺の筋肉が緊張して便秘・腰痛になります。

 

腰椎3番は泌尿器に繋がっているので、カラダの冷えから免疫力が衰えて排泄力が低下します。要するに冷えて便秘・腰痛になっているのです。

 

腰椎4番は骨盤の開閉力が乏しくなって、腰部周辺の筋肉が緊張して腰痛と便秘になるのです。排便は左骨盤が閉じたときに起こります。骨盤の開閉は自律神経からの命令ですが、知性脳や感情脳からストレスを受けやすいのが自律神経です。腰椎1番と連動していることが多く、頭でっかちになっているのです。

 

腰椎5番は呼吸関節とも言われています。これは運動不足そのものです。坂の多い街に住んでいる人に便秘はいないと言います。足脚を使ってないことで便秘、腰痛を引き起こしています。

 

カラダは心・心はカラダです。

 

 

便秘の改善は宿便を排泄することです。排泄力が高まれば、吸収力も高まります。体温も上がるので免疫力も上がります。自ずと腰痛は根本から改善していきます。その方法とは、たった2つの方法です。

 

①16時間朝食断食の習慣化

朝は水分のみにして夕食から昼食までは、火を通したものを食べないプチ断食法です。1日3食と比べると胃腸の負担が1/3に減り、排出量が3倍になることが可能です。酵素サイクルに基づいた食べ方です。

 

➁動体トレーニングでカラダの歪みを改善すること。

自然界の動物にはカラダの歪みはありません。それは胴体から末端へ力をスムーズに伝達する動きをしているからです。私たちはある部位だけを使うカラダの使い方をしているので、捻挫・肉離れ、慢性疲労が起きるのです。動きの癖を修正するには、動いて修正するしか方法はありません。それがマナストレッチ教室で学べます。

 

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