肩甲骨は健康骨

私が主宰するマナストレッチ教室では肩甲骨を動かすレッスンがたくさんあります。
肩甲骨は上半身の骨盤と言われています。鎖骨からぶら下がっているだけの不安定な骨です。
筋肉で支えられているので自由に動かせる骨と言って良いでしょう。

 

 

2月から肩甲骨が緩み始めます。花粉を利用して冬に溜め込んだ動物性タンパク、
甘いもの(お酒も含む)をくしゃみ・鼻水などで排泄します。

 

 

現代人は前屈みでみぞおち・肩甲骨周辺の筋肉が硬直しています。
その影響でダラダラと花粉症の症状を長引かせるのです。

 

 

私もご多分に漏れず、2週間花粉症で目のかゆみと鼻水が出ます。
殆ど左目が痒く、左鼻から鼻水が出ます。

 

 

これは肝臓からの排泄反応です。右側に肝臓があります。
左側に反応が出るのは身体が右側に捻じれているからです。

 

 

先生でも花粉症に罹るんですか?

 

このような質問がありました。
私は幼少の頃からアレルギー体質で冷え性でした。
何もケアーしていないともっと酷い症状だったと思います。

 

重たい話になりますが白血病で死んでたと思います。

 

 

花粉症の罹る人・罹らない人の違いとは?

 

体内水分の配分量の違いです。細胞内70%、細胞外30%、この配分が健康体です。
代謝で細胞内水分が使われます。老廃水分が細胞外に運ばれて停滞、炎症を起こします。

 

 

単純に症状の違いは炎症する部位が違うだけです。
皮膚であればアトピー、気道であれば喘息などです。
人によって症状が違うのは冷えている部位の違いです。

 

 

老いを止めることは出来ません。老いをゆっくり進めることはできます。
老いとは「乾燥・下垂・硬直」です。身体は酸化していきます。

 

 

肩甲骨間にはカロリーを熱に変える能力が高い「褐色脂肪細胞」が多く集まっています。
肩甲骨周りを動かすとポカポカして、この細胞を活性化させます。
肩甲骨周りが凝って動きが悪くなると、横隔膜や肋間筋の動きが制限されて呼吸が浅くなります。

 

頭痛・痩せない・肩こり・腰痛・花粉症・老け顔・目の疲れ・手と腕の痺れ・耳鳴り・腰痛

疲れやすい・ケガしやすい・甲状腺トラブル・消化器系疾患・アトピー・・・

 

全部、肩甲骨の異常が関係しています。

 

 

肩甲骨は「開閉」「上下」「上下の回旋」「前傾後傾」「剥がす」動きがあります。
鎖骨からぶら下がり肋骨の上に乗っている肩甲骨が、縦横無尽に動くことが健康のコツ(骨)なのです。

 

 

また、右肩甲骨の動きが悪くなると脳・肝臓・目・婦人科系疾患、
左肩甲骨の動きが悪くなると心臓・鼻・呼吸器系に症状が出やすくなります。

 

 

肩甲骨は美容の骨とも言われています。
動きが正常になれば顔は引き上がり、バスト・ヒップアップにもなります。

 

 

私の整体術も腰部の倍以上、時間を使って肩甲骨間をほぐしています。
そのくらい治癒には重要な部位なのです。

 

 

1月は後頭骨、2月は肩甲骨、3月は骨盤が緩んでいきます。
一年で最も身体の左右差・上下差・前後差・左右の捩じれ差がでるのが春です。

 

 

辛い花粉症、アトピーも体内の老廃水分を出し切ると反応が出ません。
食生活を制限しても身体の捻じれを改善しない限り、永遠に症状が出ます。

 

 

毎日の積み重ねが最善の特効薬です。一過性の特効薬は存在しません。

 

 

私が最近心掛けているのが追い炊き半身浴です。
みぞおちから下を赤くなるまで湯船に浸かります。

 

 

夜寝ている間は身体が緩んでいることが最大の免疫力を発揮します。
眠りの深さは排便量に比例していきます。

 

 

皆さん、水様便が排泄されていますか?

 

追い炊き半身浴は熟睡・大量排便・リラックス、3つの効果をもたらします。

 

 

コロナウイルス感染拡大で未だに除菌・抗菌を徹底している人たちを見かけます。
手洗い・うがい・換気も大切です。もっと大切なことがあります。

 

 

それは胃腸を休ませることです。満腹は免疫力が衰えます。
空腹時に免疫力が発揮することを再認識しましょう。

 

 

私の母親は寝たきり生活が6~7年続きました。
その間、背骨の圧迫骨折3回、大腿骨骨折を経験しています。

 

病院で処方された薬を7~8種類服用していました。
物忘れが激しくなり認知症になりました。

 

弟が必死に看病して身体のことを勉強しました。

 

母親は間食を止めて10キロ痩せて、薬も一切止めました。
その後、うそのように認知症が改善しました。

 

 

膝痛で歩けない状態でしたが、石川県小松市にある加茂整形外科で
トリガーポイントブロック注射で痛みを取り、杖で歩けるまで回復しました。
母親は70歳くらいから膝痛が出てから、転がるように症状を悪化させていきました。

 

 

親の変貌ぶりは子供から見るとショックです。
酷な言い方ですが、親の姿を見て逆算して行動しています。

 

 

良い歳の取り方と言います。
これは必要最低限人のお世話になって、一生自分のことが自分で出来ることが大前提です。

 

 

歳だから諦めるのでなく、歳だから新たなことにチャレンジすること。
このように心底思えるように生き続けたいです。

 

 

PS

レッスン中、分からない動きがあると思います。
レッスン終了後、質問があればお応え致します。

 

手順やポーズを間違っても問題ありません。
頭で判断するとストレスになります。
身体が感じるまま動かすことです。

 

出来ないポーズがあると気になると思います。
出来ないなりに身体を動かせば良いんです。

 

あなたにしかできない動きこそ、あなたに相応しい身体を創ります。

 

マナストレッチ教室の生徒さんは大半が身体の変化を感じています。

 

最も多いのが体調が良いことです。

 

便秘・腰痛・肩こり・冷え性・頭痛・膝痛・五十肩・腰椎椎間板ヘルニア・腰部脊柱管狭窄症

 

不眠症・捻挫・骨折の予後良好・ダイエット

 

そのほか、身長が伸びた、血圧・血糖値・中性脂肪・コレステロール値などが正常になった。

 

14年前に狛江教室を開催してたとき妊婦さんが5人安産でした。
生理が3ヶ月~4ヶ月に一回の女性がすぐに妊娠したこともありました。

 

 

なぜ、マナストレッチが効果をもたらすのか?

 

私たちのカラダは流動体です。水は流れるから浄化します。
マナストレッチは常に違う動きの連続性です。
考える暇もなく次に移ります。

 

一般のストレッチは一つのポーズを反復して一区切りです。
頭の中で考えるので時間の経過を感じます。

 

○○しなければ、これはやらされ仕事です。
型があるようで型がない、やらされているようでやらされていない。

 

中庸な動きがマナストレッチです。

 

あらゆる症状の部位は必ず捻じれています。

 

首が捻じれていると首と肩こり、腰が捻じれていると腰痛、

 

膝が捻じれていると膝痛・・・

 

捻じれを改善するために捻じれの動きを中心に、
「上下・左右・前後・開閉・揺らす」動きがセットになります。

 

 

このことでカラダの各所にすき間ができていきます。

 

体調が良くなる ⇒ 体型が良くなる ⇒ 体質改善する

 

このような流れになります。

 

筋肉から痛みが発します。慢性的な痛みは身体を動かすことで改善します。
痛みがあっても大丈夫です。

 

手・腕・肩・股関節・膝・足首・・・・

 

末端の痛みは胴体からの連動性です。

 

私も新しい動きを実践すると肘・手首・股関節が痛いことがあります。
末端だけを動かしているので反応として痛みが出ます。

 

胴体から末端へ連動して身体を動かすには意識が大切です。

腕を動かすときは背骨から動いている。

足脚を動かすときは背骨と骨盤から動いている。

 

このように想像して動かしましょう。
いずれ無意識に連動して動きます。

 

 

 

 

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