51歳の姉が一生疲れないカラダになった2つの方法

年齢を重ねていくと体力・気力が衰えてきます。しかし、年齢に関係なく元氣で健康な方もたくさんいます。以前、姉はすぐ疲れるから休みたい、横になりたいと言う態度でした。面倒くさいことをご主人や子供たちに振って、思い通りにいかないと怒ってイライラしていました。

 

 

家族だから、ママがやればいいじゃないと言ってケンカが絶えない毎日だったそうです。姉はイライラを抑えるために食べることで発散していました。怒りに弱い臓器は肝臓です。肝臓は右側にあります。怒り・甘いものは右側に溜まり解毒できないものがアトピーとなって表れました。

 

 

姉が最もカラダが不調なとき、肥満・アトピー・慢性疲労・肩こり・腰痛、起伏の激しい感情など周囲まで巻き込み迷惑千万な人間でした。自分で怒ることはいけないと感じながらも、感情を抑えることができませんでした。反動で急に弱気になることもしばしばでした。軽い躁鬱状態です。

 

 

私は今まで5万を施術してきました。カウンセリングからも様々な人の感情を学びました。あらゆる疾患はカラダの詰まりです。同時に精神も閉鎖的になっていきます。許せることが許せなくなる。まさしく姉は自己中心的な精神状態に陥ったんです。その根底に流れるのは依存心です。

 

 

人間は誰しも母親から生まれてきます。母性愛があるので依存心は誰にでもあります。しかし、私たちは大人です。いつまで依存を続けますか?依存は続かないことだし、いつも不安に脅えながら生きていきます。母親と言う役割を与えられたなら、家族と共に成長しなければいけません。

 

 

分かっているけど、なかなか人は変わりません。日本人の良さは勤勉と謙虚です。控え目になることと遠慮は違います。本当は譲り合うほうが、賢明なのに自分を優先するのも人間です。姉は典型的なタイプでした。遠慮しなくて良いことを遠慮して、控え目なことを控え目にしないので空回りしていました。

 

 

これは自分の表面しか見てないんです。見た目とか、直接的な感情などです。本質を理解してないから、壁にばかりぶつかっては自分を卑下します。人に言われるとショックで落ち込むけど、また同じことを繰り返すんです。決して悪いことだらけでないです。これは純粋で真面目さがあるんです。

 

 

この純粋さと真面目さが良い方向に導けば、本来の姉らしい姿を取り戻して、快適な人生を送れると確信していました。親兄弟と言えども一番近い他人です。カラダや心の身代わりは出来ません。一番近い他人がとやかく言っても聞く耳を持とうとしません。

 

 

姉は教師です。土日祝の合間を縫っては、整体やマッサージに行って疲れを癒していました。そのときは気持ち良いけど、すぐに戻ってしまうのでまた整体やマッサージを利用することを繰り返していました。ときには鍼灸が良いと聞いて、通ったりしましたが変わりませんでした。

 

 

どこに行っても変わらない不満は、唯一食べることで発散してたんです。自分が変わらないと何も変わらないことする気付いていませんでした。そんな余裕すらなかったんです。日々のことをこなすので精一杯でした。

 

 

姉は学生時代で成長が止まっていました。高校・大学受験・教諭免許、すべてにおいて浪人生活でしたが、自分の夢であった公務員である先生になれたことで努力が終ったんです。本当は先生や親になってから努力することが成長だと言うことを知る術もなかったんです。生活のために生きていく、殆どの人がそうだと思います。

 

輝いている人は自分の生き方を創意工夫しています。トライ&エラーを繰り返して輝きが増していくんです。姉は散々、○○高校はバカしかいない所だと言っていました。しかし、仕事ができないので転勤ばかり、今では散々バカにしていた高校に勤務しています。

 

 

決して非難していません。過去の学齢・栄光・肩書は生きていくうえで一切関係ありません。どうすれば、気持ちよく生きていけるか?ではないでしょうか!!

 

 

面倒くさいことを避けていると、避けることができない困難が立ちはだかってきます。それはトライ&エラーを繰り返して成長した人には難なくクリアーできることです。長年、染みついた癖を直すのは難しいです。性格は変わらないと言います。ましてや肉親を説得するのは最も難しいでしょう。

 

 

例えば、足腰が不自由になってきた親に運動が良いと勧めてもやらないでしょう。だけど、諦めないで下さい。変われる方法はあります。元氣な姿を見せてあげることです。

 

 

私たちの性格もカラダつきも筋肉の癖と言ったら信じられますか?

 

筋肉は物を持ったり、走ったり、カラダを支えるだけではありません。過去の記憶を貯蔵しています。その記憶が積み重なり、筋肉の癖をなったカラダの動きに制限が出てきます。

 

 

姉の場合、純粋でバカ正直が高じて好き嫌いの感情が激しいので左右の動きに制限が出ています。その上短氣で臆病なので足脚の開きに制限が出ています。

 

 

動きと感情は連動しています。好き嫌いは左右、勝ち負けは捩じる、抑制・我慢は前後、判断力は上下。姉は好き嫌いの感情が過ぎて、全ての動きに制限が出ていました。

 

 

動きの制限は整体・鍼灸・カイロプラクティック・マッサージでは根本的には改善しません。動きの癖は自分で動かないと変わらないんです。逆に言えば、自由に動けるようになると感情もコントロールできるようになります。

 

 

姉を変えるために、私が導いた方法があります。それは子供と一緒にマナストレッチ教室に通ってもらったことです。今の子供たちはカラダは大きいけど芯が細いんです。だからカラダが歪みやすいんです。大人のように肩が凝っていたり腰痛持ちの子もいます。

 

 

姉の子供も近視からくる肩こりでした。視力低下も目の虹彩筋と毛様体筋のコリです。仮性近視と診断されると、すぐに眼鏡を掛けるので余計に視力が悪くなります。最初は不自由だけど裸眼生活をさせてマナストレッチで目の筋肉をカラダの歪みを改善していきました。

 

 

子供は成長も早いけいど改善も早いんです。その姿を見た姉は自分も変わらざる得ない状況になったんです。子供は親の言うことは聞かないけど、親のやっていることを真似します。逆に子供の姿に親は影響します。

 

 

一生疲れないカラダになるのは、そんな難しいことでないんです。整体・マッサージ・医療など他に依存しないカラダになるためには、カラダの歪みを改善するだけです。姉と子供に指導したことはマナストレッチでカラダの歪みを改善することです。

 

 

姉の子供はたった3ヶ月で視力が回復して、マナストレッチ教室を卒業していきました。何でも子供は早いです。姉の場合は約4ヶ月くらいで一生疲れないカラダを手に入れました。この感覚はあとから分かるんです。4ヶ月くらいで面倒くさいことがすんなり出来るようになったとの事です。

 

 

40代からの女性で多いのが、自分を追い込んでまで激しい運動やストイックな食事はしたくないそうです。私が提唱するマナストレッチは静かに行う動きです。思いっきりカラダを動かして汗をかいてスッキリを味わいたい人には合っていません。

 

 

姉は無精者、楽したい、面倒くさいことは人に振ってきた人です。こんなタイプの人でもマナストレッチは合っているんです。カラダを動かすには最適な状態があります。それが空腹時です。食べたあとは消化器に血液が集まっています。そんなときに運動は不向きです。生の果物や野菜を食べるのは問題ありません。

 

 

食後はカラダが硬くなります。姉には空腹でマナストレッチを実践してもらいました。そのほうが効果が出るのは早いです。マナストレッチを毎日実践するのは難しいです。そこで実践しない日も、疲れないカラダにするために実践してもらったのが16時間朝食断食の習慣です。

 

 

あらゆる疾患は排泄不良・消化不良から起きます。内臓の負担を軽くすることは必須と言って良いでしょう。16時間朝食断食の利点は日中に好きなものを食べれることです。

 

 

姉が一生疲れないカラダを手に入れた方法とは、マナストレッチと16時間朝食断食の習慣化です。

 

 

 

 

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