7週間で更年期障害が改善した!51歳、姉の体験記
更年期障害は早い人は30代から、閉経を迎える前後からホルモンの影響で始まると言われています。ホルモン療法や薬で症状を抑えても、さほど変わらないと言う声を耳にします。原因不明と言われる更年期障害ですが、首・腰・骨盤が深く関係しています。
原因を明らかにして、私の姉のみならず、私が主宰するマナストレッチ教室の生徒さんも実践したメソッドで確実に更年期障害を克服できます。以下が主な更年期障害の症状です。
火照り・めまい・汗が大量にでる・太りやすくなった・白髪が増えた・抜け毛・切れ毛・難聴・耳鳴り・疲れやすい
俗に言う更年期はイメージ的に良い印象がないと思います。
このような症状は閉経に向かって、骨盤の棚卸しが行われているのです。カラダに溜まった老廃物、不要な感情を排泄する反応です。閉経を迎えると生理と言う生殖機能がないため、骨盤が安定します。なおかつ、自分らしさを醸し出せるので60歳前後が女性にとって最も美しく輝ける年代なのです。
20代・30代までは経験が乏しく、力任せで生きていくのに対して、50代から60代への橋渡しは、女性は人生でも最も輝いて魅力のある人間へと変貌するチャンスでもあるのです。仕事・家事・子育て・人間関係・経済的なことなど、一通り経験したことで程よく力が抜けて、内面からの美しさが醸し出されていくのも60代からです。
閉経後が自分らしく生きていく時間を過ごせると言って良いでしょう。
更年期障害は人によって症状が違います。大きく分けると2つが原因です。カラダと感情の捻じれです。
火照りや大量の汗はみぞおち(胸)の捻じれ、めまい・白髪・抜け毛・耳鳴りは首の捻じれ、太りやすくなった・腰痛などは腰椎の捻じれです。そして、共通しているのがお腹の冷えです。ぽっこりお腹になるのも閉経前後です。これは骨盤の開閉幅が狭まっていくので安定させるために脂肪が付き始めるからです。
みぞおちの両側には肺があります。肺が萎縮することでみぞおちから上が硬直します。その影響で老廃水分が滞るので大量の汗、火照りがでてきます。
首は甲状腺があり女性ホルモンを分泌してます。更年期になって白髪を増えたり、太り始めるのは甲状腺ホルモンが深く関わっています。ホルモンを外側から補っても体内から生成されないと体質は変わりません。女性ホルモンの分泌の減少はカラダの硬直から始まります。
首も筋肉で支えられています。更年期障害は女性ホルモンであるエストロゲンと密接な関係があると言われています。卵巣から分泌が減少して、お腹が冷えて吸収力・排泄力・免疫力が衰えていきます。
骨盤は骨格の司令塔です。その上にある腰は動きの司令塔なのです。土台である骨盤が捻じれると動きに制限が掛かります。それが腰部です。痛みや硬さでサインを出しています。
更年期障害は筋肉の衰えから、捻じれが生じて冷えることで起こるのです。それは骨盤の開閉力に問題があります。更年期を迎える前後は骨盤の開閉力が狭まっていきます。このことによって筋肉が硬直していきます。
骨盤の開閉は自律神経の命令からホルモンが分泌されて、筋肉が収縮して締まり拡張したとき緩みます。筋肉が緩んだとき治癒して、締まったときに老廃水分を排泄します。何度も言いますが、更年期障害は骨盤の棚卸しです。溜まった老廃物を排泄するために様々な症状でカラダをお掃除しているのです。
東洋医学では症状即療法と言います。
女性の一生は骨盤で決まります。骨盤は右側から緩み、左側が緩んで全開してカラダの修理・修繕が行われます。不要になった老廃水分を左側が締まって右側が締まり切って排泄されます。このことがスムーズに行われていたら更年期障害は起きないのです。
しかし、普段の生活習慣の不調和が積み重なって、カラダや脳が緊張すると左右のどちらかが硬直して捻じれます。女性の場合、殆ど右側が捻じれます。カラダの右側は女性性が働きます。不要な感情や老廃水分を右側で受け止めます。拒絶反応を感じると捻じれていきます。カラダの右側は甘いものが溜まりやすい特徴もあります。
これはカラダを緩めようする欲求でもありますが、肝臓がフル回転して疲弊していきます。その影響でカラダの右側が硬直していきます。ホルモン療法や薬を処方しても更年期障害が改善しないのは肝臓が休んでないからです。肝臓が疲弊すると筋肉も衰えていきます。特に股関節と下腿(ふくらはぎ)です。
老化は足からと言います。足脚には約70%の筋肉が存在しています。肝臓が疲弊すると右股関節に詰まりが生じてきます。連動して骨盤の開閉力が乏しくなり、更年期障害へと変化していきます。
私の姉は40代後半から更年期障害と思わる症状が表れました。足先が冷たいのに首から上の大量の汗、疲れやすい、太り始める、階段の昇り降りが辛い、腰痛、白髪が増えてきた、腰痛・・・
甘いものが止められなくて、食べたら止まらないのです。腰痛になったときは整形外科や整骨院の通ったけど良くならなかったです。このままではいけないと思いながら、なす術がない感じだったそうです。
とにかく辛かったのは夜眠れないことだったそうです。昼間、ウトウトしてカラダが怠いのに眠れない。睡眠薬を服用していました。
子供が泥のように眠れるのは、全身を使ってカラダを動かすからです。限界まで使い切っているからです。大人になると眠れないのは、カラダを使い切れてないだけではありません。体内に未消化の老廃物が残存しているからです。消化エネルギーを消耗しているからです。
更年期障害を確実に改善する方法は「熟睡」です。
つまり、熟睡するために逆算して一日を過ごすことです。そのために起こす行動とはたった2つです。
①カラダを使い切る動かし方をする
②内臓を休ませる
姉は2つの取り組みで7週間で更年期障害を改善しました。具体的な行動とは、カラダに歪みを取るトレーニングを週2回、朝は水分のみにして生の果物だけを食べる。たったこれだけです。
カラダに歪みがあれば、自ずと偏ったカラダの動かし方をします。使わない部位に未消化の残存物が滞るので、カラダが怠い・痛い・昼間眠いと言った症状が表れます。カラダの歪みを改善できるのは本人しかできません。
なぜなら、本人の動きの癖から生じた歪みは、本人でしか改善できないからです。第三者に矯正してもらっても、そのときは歪みが改善されても動き出すと元に戻ります。動きの癖は動きでしか改善できないのです。
私が姉に教えたカラダの動きとは「上下・前後・左右・捩じる・揺らす」、この4つです。カラダの動きを、全て行えば歪みは改善されていきます。5分もあれば全ての動きを網羅できます。
姉にはこの4つの動きを「立つ・座る・横向き・仰向け・うつ伏せ」などの姿勢で、約一時間、週2回のエースで実践してもらいました。約一時間と言っても7分、2回の休憩をしますので実質45分程度のトレーニングです。
運動が苦手な方でもトレーニングできるプログラムになっています。姉よりも上の世代でも大丈夫です。
更年期障害をはじめ、病氣の原因は殆ど、消化不良と排泄不良です。カラダを使い切ること、内臓を使い切ること。この2つがセットでワンペアーとなってカラダは健康体へと戻っていきます。
姉の無性に甘いものを食べたくなる性分を改善させるために、カラダの脂肪を糖分に変換させる食べ方を実践してもらいました。それが16時間朝食断食です。一日2食で昼食まで空腹時間を設けることで一日3食よりも消化器の負担が1/3に減らすことで排便量を3倍にすることが可能になります。
姉が7週間で更年期障害を改善した方法は、良質のストレッチを週2回、16時間朝食断食の習慣化、この2つです。
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