過去のトラウマが便秘を引き起こす
過去のトラウマを消滅させると便秘は改善する
私たちのカラダは70%が水分です。水の中に骨や筋肉がプカプカと浮いている流動体です。水が流れるところには、汚れがなく浄化されています。便秘は消化能力以上に腸内に老廃物が滞った状態です。
私たちは免疫力があります。仮に便秘が続いても肝臓が解毒処理してくれます。疾患がない限り滅多なことでは大事に至りません。それでも便秘が続くとお腹が張ってスッキリしたいものです。
カラダには良くないと思っていても、薬や漢方を服用して排泄するのが手っ取り早いですね(*_*)いろんなことを試しても便が出ないので、また薬や漢方に頼る悪循環になっていきます。
便秘を改善するために、規則正しい生活、運動する、水分を多く摂る、繊維質から食するなどが言われています。やっているけど変わらないと嘆いている人へ、
実は便秘も肥満も、溜め込む性質に問題があるのです。本来、吸収力が高いと排泄力も高いのです。吸収力が良いから太る・便秘になるのではありません。処理できないから体内で停滞するのです。吸収力を高めると100%便秘は改善します。
大腸は大便・ビタミン・ミネラルを作るだけではありません。皮膚と肺にも繋がっています。最初に環境を受け入れる臓器が肺、環境にさらされるのが皮膚です。つまり精神的なことに左右されます。カラダは心・心はカラダです。
東洋医学ではカラダの左側は精神の不摂生、右側は血の不摂生は症状として表れると言われています。確かに便秘はカラダの左側の筋肉による硬直から起きます。筋肉に弾力があれば、排便が滞ることは有り得ないのです。
筋肉を硬直させる理由を探れば、根本的な原因が明らかになります。その原因に対する対策は、たった2つだけです。カラダの歪みを改善すること・内臓の歪みを改善することです。
20年も30年も便秘の人は少なくないです。私の主宰するマナストレッチ教室にも35年、便秘症の60代の女性がいました。強いセンナ茶を煎じて排便していましたが、3~4日に一度でウサギのうんち程度の量でした。今では薬も漢方も一切使わず、毎日、規則正しく排便があります。
その方はマナストレッチ教室に2年通われました。最初は全く便秘が改善する気配すらなかったです。16時間朝食断食を実践するも昼食や夕食にドカ食いする癖が直りませんでした。食べ過ぎで腸内が詰まっていたのです。
しかし、あることがきっかけですぐに便秘が改善されたのです。
それは息子さんとの確執です。(ご主人を投影している)
親子関係があっても、親しき仲にも礼儀ありです。金銭の貸し借り、生活態度、どれを取っても気に要らないことばかりだったそうです。子供は自分の鏡でもあります。普段、抑え込んでいる感情をそのまま息子さんが投影してたそうです。
このままではお互い不幸になると判断されて、一人暮らしを始められました。その途端に便秘が改善されたのです。それだけでなく、食事の量も減ってカラダから痛みが消えたそうです。
精神的なことで便秘になるのは大きく分けて2つあります。
男性性と女性性の違いです。
男性性は特に祖父、父親、夫、息子からの精神的ストレスが腹に異常がでます。具体的には身体の左側が硬直して便秘を引き起こします。
女性性は特に祖母、母親、娘からの精神ストレスが骨盤に異常がでます。往々にして右骨盤が捻じれて、左骨盤を硬くして便秘を引き起こすのです。
60代の女性は腹に抱えていた、息子さんの悩みから解放されたことによって、腸が動くようになったのです。手放すことで自分らしさを取り戻せたのです。腸は本心を司る器官です。
どんなにカラダに良いことを実践しても、肚に抱えたままの事情では変わらないのです。本質の原因を受け入れて手放すことで、本来の元氣さを取り戻せるのです。