57歳の叔母が30日で体臭を改善した方法

年齢と共にカラダに異常が出てきますが、体臭や口臭も気になってくるのが更年期からです。以前、57歳の叔母はカラダが臭いと息子に言われました。そのことがショックで香水をつけて臭いを誤魔化していました。どんどん香水の量も増えていきました。エレベーターで乗り合わせた人に嫌な顔をされたこともあったそうです。

 

 

臭い物に蓋をすると言う発想では、根本的な改善がしないことは叔母も分かっていました。カラダの痛みとかダイエットの方法は思い浮かぶけど、臭いを消す方法は想像出来なかったそうです。

 

 

お風呂で石鹸で充分に洗い流しても、体臭が消えないどころか余計ひどくなっていったんです。その頃、火照りの影響で脇や顔から異常に汗をかくので臭いが過敏に気になってもいました。

 

 

インターネットで体臭を検索すると汗・部位別・加齢臭・病気臭などの対策を書かれています。

体臭対策はこれで完璧 11種類の体臭別に徹底解説【セルフチェックつき】

 

一つの症状に対策をしても根本から改善しないと、他の原因の臭いが出てきます。総称して臭いはカラダから発せられるものです。当たり前ですが、カラダごと変えないと体臭は改善されないです。

 

 

体臭の原因は大きく分けて2つです。筋肉の衰えと内臓の疲労です。

 

加齢臭・疲労臭・病気臭・ストレス臭・汗臭・わきが・頭臭・足裏臭・・・

 

この全ての臭いはカラダの内側から発せられるものです。カラダを丁寧に石鹸で洗っても香水をつけても、直ぐに戻ってしまいます。体臭も疾患の一つです。あらゆる疾患はカラダの詰まりから生じます。そして、あらゆる疾患は筋肉の異常から始まります。

 

 

カラダは約70%が水分です。消化・排泄・同化・回収などの代謝には体内水分が使われます。その使われた体内水分が汚れて体内に滞るので臭いんです。要するに体内に滞っている老廃水分を循環させて、排泄するだけで体臭は消えていきます。

 

 

カラダは浄化は排便75%・排尿20%・汗3%・爪と髪の毛2%の割合です。毎日、排便があっても老廃水分(宿便)が排泄されてないと便秘なのです。

 

 

体質とは体液の質、体調とは体液の流れを指しています。人体には14本の経絡が流れています。少々、難しいですが、水・氣・血が流れている地下水脈だと考えて下さい。ツボの出入り口を通過する通路です。

 

 

14本の経絡には、カラダの内側、内臓にエネルギーを届ける「陰の経絡」と、カラダの外側にエネルギーを届ける「陽の経絡」に分かれ、それぞれ7本ずつあります。それぞれの経絡は左右対称の位置にあります。

 

陰の経絡

肝経・脾経・腎経・心経・心包経・任脈

陽の経絡

胆経・胃経・膀胱系・小腸経・三焦経・大腸経・督脈

 

人によってに臭う部位や汗の臭いが違うのは、それぞれの経絡の血・水・氣の流れの違いなのです。

 

単純にどこそこのツボを押せば、体臭が消えるものではありません。鍼灸やあん摩マッサージでカラダの循環を良くしても、動きの癖でカラダを動かせば、元に戻っていきます。14本の経絡の循環を良くする方法は、正しくカラダを動かすことです。

 

 

カラダの動きに制限が出てくると体臭が出てきます。左右の動きに制限が出ると首と肩の筋肉が硬直していきます。捩じる動きに制限が出ると主に腰部と全身の筋肉が硬直していきます。前後の動きに制限が出ると首と肩の筋肉に制限が出てきます。

 

 

左右の動きは消化器、捩じりの動きは泌尿器、前後は呼吸器、上下は脳に繋がっています。要するに内臓や脳が疲労して、蓄積した残存物である老廃水分が体臭となるんです。

 

胃腸に老廃水分が残存していると口臭に、肺や呼吸器に老廃水分があると汗に、循環器に老廃水分があると足裏に臭いが出ます。全部がそうではないけど主な傾向です。

 

 

体臭を根本から改善するには、筋肉クリーニングと内臓クリーニングの実践です。具体的に叔母が実践した2つの方法をご紹介します。

 

 

筋肉クリーニングとは筋トレや走ったりすることではありません。ちなみに大量に汗をかく運動では体臭は消えません。逆に低体温になるので、余計臭くなります。

 

 

臭いは筋肉が硬直して冷えていることで発散していきます。要するに硬直した筋肉に弾力をつけることで、カラダは歪みが改善されて、老廃水分が排便として排泄させるようになります。このことによって体臭は消えていきます。

 

 

具体的に筋肉クリーニングする動きとは、胴体から末端へスムーズに力を伝達する動きのことです。殆どの現代人はある一定の部位に負荷を掛ける動きをするので肉離れや捻挫をします。

 

 

私たちのカラダは、背骨から連動性・連結性で動いていることが、疲れない・太らないカラダなのです。

 

 

例えば、歩くとき・走るときは腰椎5番から連動して足脚が動きます。手を伸ばすときは腰椎1番からです。全ての動きは腰椎1~5番までが起点となり、各背骨の関節に連動させるのです。

 

 

要するに背骨間に弾力があることで31対の神経伝達がスムーズになり、動きにも制限がなく自由に動けるのです。体臭・痛み・しびれ・かゆみも感じないカラダになるのです。

 

 

ちょっと宣伝になりますが、筋肉クリーニングする動きが、私が考案したマナストレッチです。

 

 

しかし、これだけでは根本からの改善になりません。内臓疲労を改善することです。腸には腐敗物、肝臓には酸化物、血管にはコレステロール、腎臓には古いタンパク質、筋肉には乳酸、これらの老廃水分を浄化しなければいけません。

 

 

私は叔母にカラダのお掃除時間を何度も教えました。

肝臓は1~3時

大腸は3~5時

胃は7~9時

 

寝ている間から昼食までは吸収・同化・解毒・回収・排泄を行っています。この時間帯に火を通した固形物を食べると消化エネルギーが大量に使われるので吸収・同化・解毒・回収・排泄の働きが低下します。

 

 

何度も言いますが、体臭は残存している体内の老廃水分が原因です。肝臓・大腸・胃をお掃除する時間は水分のみにすることを叔母に勧めました。食べるのが大好きな叔母にとって食べないのは苦痛でした。

 

 

しかし、日中は好きなものを食べれるし、甘いものもお酒も飲めることを言いました。2回は挫折しましたが、今では朝食を食べないのが当たり前になりました。それからカラダが身軽になったそうです。朝食をつくる手間が省けたので、時間に余裕が出来たとも言ってました。

 

 

元々、ぽっちゃり大体型の叔母でしたが、一週間で-3kgダイエットできたことも大喜びでした。私たちは食べることで元気になる、力がわくと思っています。カラダを大きくする栄養学で育ったので洗脳されているのです。

 

 

特に40代からはカラダを養い衛る、衛養学を意識する食べ方を心掛けることです。具体的には日本の伝統食と言われる、発酵食品や生の果物や野菜を食べることです。これだけを食べなさいと言っていません。叔母には好きなものを食べて欲しいので、16時間朝食断食を実践してもらいました。

 

叔母が30日で体臭を消した方法は、2つです。

 

①筋肉クリーニングする、マナストレッチの実践

 

➁16時間朝食断食の習慣化

 

 

それと、もう一つ補足があります。

 

それは石鹸を使わずにカラダを洗っていることです。皮膚には約一兆個の常在菌が存在しています。ウイルスや菌が侵入しようとすると戦ってくれるのが常在菌です。石鹸で洗い流すと常在菌まで洗い流されて雑菌が付着していきます。これが体臭の原因でもあります。

 

 

三大アレルギーが急増しているのも、皮膚を石鹸で洗い過ぎなのです。皮膚の状態は腸を裏返した状態です。16時間朝食断食で腸をクリーニングして、マナストレッチで筋肉クリーニングすることで体質改善できます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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