50歳からの心の処方箋、振り回されない生き方
目次
悩みは3つだけ
人の悩みとは大きく分けると三つだけです。
経済的な事・人間関係の事・カラダの事
この殆どの悩みは自分が勝手に思い込んでいるだけで、
悩まなくて良いことを悩んでいるそうです。
私たちには、「明るさ・優しさ・温かさ」が、
生まれながらに備わっています。
「明るさ・優しさ・温かさ」などを増やしたり、
強化するなどの努力は本来必要ないそうです。
ただ、それを上から、
押さえこんでいるものを取り除けばいいそうです。
私たちは社会の中で、「比較・競争・上下関係」によって
「すねる・怒り・ひがむ」などという感情が発生し、
「明るさ・優しさ・温かさ」を押さえ込んでいるそうです。
「増やす・強化する」ではなくて、
「取り除く」ことで気持ちが穏やかになるのです。
頭で分かっているつもりでも感情が揺さぶられます。
私たちは自分に似たような人と接しています。
また、自分と似たような人しか集まりません。
ユングの心理学では影の自分と言って、
イライラする人、腹が立つ人、氣にいらない人・・・
これらは自分の投影と言って、
普段抑え込んでいる感情の人間が、
そのまま目の前に現れるのです。
信じ難いけど、目を疑うような人の存在が、
案外、自分の本質だと言う事があります。
でも、大丈夫です。
性格も体質も含めて、あくまでも傾向に過ぎないのです。
固定化されたものではないので、自由に変える事が可能です。
決して、悲観する必要はないのです。
経済的な悩みも、あの世までお金は持っていけません。
人間関係で悩んでいる人も、良い人を演じる必要はありません。
カラダで悩んでいる人も、真剣に自分のカラダを向き合ってみましょう。
人間の「3大悩み」は、全てが自己責任なのです。
本当は他人に責任があるほうが楽です。
自分を認めたくないからです。
20代・30代までは経験も乏しいから許せるかもしれません。
40代・50代からは責任があります。
歩調を合わせながら、自己主張してことが望ましんです。
もう、一皮むけませんか?
許せる自分になりましょう。
一変には無理かもしれません。
許せる自分になれるように努力しましょう。
ダラダラと楽をすることではなく、
自発的な行動からリラックスすることです。
分かりやすく言うと、
自分がやるべきことは他に丸投げしないことです。
動いたら休む・休んだら動く、この繰り返しです。
これが翌日まで身心の疲れを残さないんです。
怒れば、怒るほど肝臓が疲弊していきます。
女性ホルモンの分泌が減少していきます。
股関節が硬くなり、筋肉も衰えます。
老化が早まっていきます。
怒りは女性にとって良いことは一つもないのです。
どんどん、許していきましょう。
相手が許せない
夫婦・友人・同僚・上司・ご近所さん・・・
一歩、踏み込んだ距離感の付き合いになると見えない物が見えてきます。
例えば、夫婦関係で言えば、生活を共にすると生活感が見えてきます。
相手の言動に傷ついてトラウマになる事があります。
または癖を正して欲しいと訴える事もあります。
言っても変わらないのが人間です。
夫婦は他人同士です。ましてや自分の子供も一番近い他人です。
無責任な他人の評価に心が振る舞わされるのは、感情を胸で受け止めているからです。
脳で聞いてのではなく、胸で聴いているのです。
人間は忘れる動物です。脳で覚えた事はその日のうちに47%は忘れるそうです。
他人はあなたの専門家ではありません。
あなたの専門家はあなた自身です。
要するに相手の言動をカラダが覚えているから、
傷ついてしまうのです。
心はカラダ、カラダは心です。
自分に言い聞かせても、許せない感情はカラダに残存します。
私たちのカラダは感情の変化に対応するように構築されています。
好き嫌いの感情は、左右の動きに制限が出ます。
勝ち負けや損得の感情は、捩じる動きに制限が出ます。
抑制や我慢の感情が、前後の動きに制限が出ます。
ちなみに大脳の働きは上下の動きに制限が出ます。
ひらめきやアイデアが湧かないのは骨盤の動きに制限が出ています。
つまり、手足が自由に動いて、カラダの動きに制限がなければ、
あまり感情に揺さぶられることがなくなっていくのです。
感動は感情が動くと書きます。
人間は動物です。動く物と書きます。
何事も動かないと変わらないのです。
正すべき事は正して、相手に求めず、自分が何をすべきか、何をしたいのか?
一度、自分の棚卸しをしましょう。
人間の性格の傾向は大きく4つに分けられます。
・怒りや憎しみが許せないタイプ
・依存や甘えが強く、責任他人論タイプ
・人を批判・否定するタイプ
・人目を氣にして自分を押し殺すタイプ
あなた自身と向かい合って、あてはまるタイプを許すことから始めましょう!
何度も言います。
あくまでも性格は傾向に過ぎないので、自由に変えられます。
自分を許し、相手を許していきましょう。
私たちの脳にはミラーニューロンと言う神経細胞があります。
他人の行動・言動をコピーする修正があります。
大脳新皮質にあるミラーニューロンが情報を受け取り、すぐ下にある大脳辺縁系(感情脳)がストレスを感じて脳幹の働きを抑制しているのです。
つまり、自分らしさが抑え込まれているのです。
「比較・競争・上下関係」を取り払っていきましょう。
思い通りにいかない?
私たちの人生は、自分が言った通りになると言われます。
建て前だけで、お金持ちになりたい、痩せたいと言っても、
現状と変わらないのは本音は今を満足しているからです。
本当に痩せたいのなら、未来像から逆算して考え行動します。
殆どの人が未来はこうなるであろうと予測して行動します。
つまり、イメージを具現化してないのです。
カラダは意識とイメージが具現化したものです。
未来像から逆算して、現在どのように行動すべきかを
考えてアクションプラン起こすのです。
絶えず、結果に対してフィールドバックできるかです。
経済的な事・人間関係・カラダの事
これらを成就させるためには根源的な考えがあります。
それは、「期待から希望」に思考を変える事です。
人・物・メソッドに期待すると落胆と依存心が生じます。
例えば、新人だから○○をやってくれると思いこむと、
やってくれない事が生じた時、怒りを覚えるようになります。
頭ごなしに叱りつけても、本人が気付かない限り、
また、同じ事を繰り返すのです。
子供は親の言った事は聞かないけど、親の行動を真似します。
まずは自分から変わらないと周囲も変わりません。
自分が変わる事で気付く人は行動を起こします。
逆に気付かない人は哀れと思い、距離を置きましょう。
人生は生きるステージを上げると接する人も変わります。
いつまでも変わらない人に注視するより、
自分自身と真剣に向き合い、ステージを高めていきましょう。
人・子供・自分自身を育てるには3つの極意があるそうです。
それは、「褒める・認める・感謝」する事です。
自分に当てはめると分かりやすいです。
褒められ、認められる、感謝されると嬉しいです。
モチベーションが上がり、俄然と頑張れます。
思い通りにいかないのは、この3つが欠落しているのです。
貴方の現在の状況は如何ですか?
宇宙の法則で、
投げたものは返ってくる。
与えると与えられる。
「大切にしたものが自分に残り、大切にしたものに護られる」
人間は欲張りです。
全てを自分のものにしようとします。
人・もの・お金、何一つとして自分のものは一切ありません。
運ばれてきたものです。
大切なものが一つで良いから、
人に褒められ、認められ、感謝される事はありますか?
期待から希望へと思考回路を変換すると、精神的に楽になっていきます。
人・物・メソッドに対しても最高と最悪の結果を持ち合わせる事です。
両方の精神を準備すると案外、最悪の結果は訪れないものです。
例え、上手くいかない時でも次なるステップとして捉える事で、
最高の結果を自ら引き寄せるのです。
習慣化されたものは裏切らないのです。
自発的な習慣化は共存共鳴します。
良い人を演じてないですか?
私たちは元々、心の中に良心が備わっています。
生まれながらにして悪人はいないのです。
どんな人でも心の根底に流れているものは純粋です。
子供から大人まで、それぞれの社会に出てから変わる人も変わらない人もいます。
全部とは言えませんが、親が抑制している感情を子供が受け継いで生き方を表現する事が多いようです。
本来、人間は人に喜ばれ、必要とされる事を望んでいます。
それが幸せだと思います。
人は一人では生きていけません。必ず誰かのお世話になっています。日々、当たり前の事が「ありがとう」の裏返しなのです。
私たちは人から批判されたら、落ち込みます。
人によっては受け入れる事が出来ず、病氣になります。
どんな状況でも、有名な人でも100%支持される事はありません。
あなたに共感し、応援してくれる人もいますが、批判し、否定する人も必ず現れるのです。
人の反応は一つではないのです。
無責任な他人は好き勝手な事を言います。
いつまでも無責任な他人の意見を気にしていると、
他人に振り回される人生になります。
幸せの基準とは自分が思い、感じる事です。
無責任な他人の意見は不幸にする力はありません。
他人の目を気にするあまり、肺がストレスを感じて胸が丸まり、
猫背姿勢になっていきます。
太ももの力が抜けて、脂肪が滞りO脚になり老人体型になっていきます。身心共々、疲れが抜けなくなるのです。
カラダは正直です。
心を正すにはカラダを正す事です。
なぜなら、心の状態はカラダに投影されるからです。
いつまでも待っている姿勢では何事も変わりません。
良い人を演じるのではなく、あなたに共感し、応援してくれる人だけに目を向けましょう!
そのほうが楽だから、あなたのためになるから!
自分の性格
ユングの心理学で人の性格には、
思考型、感情型、感覚型、直観型のそれぞれを
内向型・外向型に分けた8つのタイプがあると考えられています。
人間は多面性で、どのタイプに属しています。
しかし、人は性癖と言われるものがあります。
あるタイプ像が突出してしまうと犯罪へと繋がる性質も持ち合わせています。
生きることは紙一重です。
普段は理性が働いて、世の中に順応するように振る舞うのです。
経済的な不安・カラダへの不安・人間関係の不安
少なからず、私たちは人から影響を受けています。
自分の性格は大きく分けると4つです。
・怒りや憎しみが許せないタイプ
・依存や甘えが強く、責任他人論タイプ
・人を批判・否定するタイプ
・人目を氣にして自分を押し殺すタイプ
「比較・競争・上下関係」によって「すねる・怒り・ひがむ」などという感情が発生し、「明るさ・優しさ・温かさ」を押さえ込んでいる。
この事を突き詰めていくと、私たちは純粋な心を持ち合わせています。
人に対しての言動・行動なのです。
気功には元はこちらと言う考えがあります。
私たちは人から、認められたい、愛されたい、感謝されたい
この3つの欲を抱いています。
相手に求めるまえに、もう一度自分と真剣に向き合ってみませんか?
何をしたいのか?
何が楽しいのか?
何が目標なのか?
人生は明日食べれない辛さよりも、暗い明日を迎える辛さが精神的ダメージが大きいです。
依存・甘え・否定・批判・怒り・憎しみ・人目を気にする
一度に全部、取り払おうとせず、一つずつ消してきませんか?
脳は脳をリラックスさせる事は出来ません。
しかし、カラダから脳に伝えることが出来るのです。
それは好きな事をすること。
または、
カラダを風通しよくすること。
カラダの動きと感情は深く繋がっています。
カラダが不調だと氣持ちも前向きにはなれません。
抑制・我慢ばかりしていると前後の動き
好き嫌いばかりしていると左右の動き
勝ち負けや耐えることばかりだと捩じりの動き
それぞれに動きの制限が出ます。
背骨間から31対の神経が出て、全身に脳からの指令を送っています。骨盤には肚があり本心を司っています。
心を心でコントロールするには大変な時間と労力が必要です。
カラダを動かして背骨間に弾力、骨盤に開閉力を与えると、カラダが快適になったサインが脳の伝達されるのです。
塞がっていた心が解放され、脳幹の働きを呼び戻して、
本来の自分の姿が現れるのです。
カラダを変えることが心を変えることなのです。
純粋無垢な子供たちはクタクタになるまで遊んで、
泥のように眠りにつきます。
翌日には身も心もスッキリして、また一生懸命遊びます。
好きなことに没頭して、それ以外のことは手放す勇氣が大人になってから必要ではないでしょうか!!
人のしあわせと不幸の分かれ道を決める原因が5つしかありません。
5つの原因とは5つの『感情』です!
『怒り・イライラ・クヨクヨ・悲しみ・恐れ』(木・火・土・金・水)という5つの感情がそれです。
そして、感情のエネルギーの提供元は『内蔵』にあります!
怒りの発信元は肝臓・イライラの発信元は心臓・クヨクヨの発信元は消化器・悲しみの発信元は肺・恐れの発信元は腎臓・・・という具合に。
更に専門的にいえば『怒りは魂』・『神はイライラ』・『意はクヨクヨ』・『魄(たましい)は悲しみ』・『志は恐れ』と連動しています。
これらの感情は『負のエネルギー』として内蔵を経由して、筋肉を硬直させた後、背骨でファイル化されて残存します。
これが、背骨の歪みの正体で、背骨でまとめられたファイルが脳で記憶として統括されていきます。
実はこれが、病氣や不幸の仕組みなのです(=_=)
つまり、性格の発信源が内臓で背骨を経由して脳にインプットされて、カラダに指令が出るのです。
逆算して考えると、性格も変えられるのです。
朝食断食で内臓を浄化して、背骨を支える筋肉に弾力を与えて、脳にカラダの気持ち良さ、内臓の元気さを伝えることで、穏やかで明るく、温かなで優しさのある性格になるのです。
内臓のマナストレッチ
肉体のマナストレッチ
精神のマナストレッチ
この3つであなたの性格が変わります。
出会いと別れ
人の一生とは出会いがあれば、別れもあります。
私たちは一生のうちに約200人のタイプと出会うそうです。
自分を成長させてくれる人、足を引っ張る人、不平不満を言う人、楽しませてくれる人
騙す人、怒らせる人、イライラする人など、様々な出会いと別れを繰り返します。
縁があって、夫婦となっても離婚する人が急増しています。
なぜでしょうか?
生まれてから、食べ方、考え方、カラダの使い方、全てが異なる他人同士が、同じ屋根の下に暮らすのです。
合わなくて当たり前なのです。
夫だから、妻だから、子供だから・・・
この決めつけた概念は捨てるべきです。自発的に動けばいいのです。
当たり前の反対語は「ありがとう」です。
衝突は数々のことを教えてくれる学びの場です。
切れて投げ出したいこともあります。
それでも別れてないなら、ご縁があるのです。
心の奥底に感謝が存在しています。
つまり、本能は繋がっているのです。
毎日、毎日、好き好き、ハッピーハッピーはないのです。
全てを抱えなくていいので、率先垂範して役割分担を決めていくのです。
夫婦仲に亀裂が入るのも、積もり積もったものが、愛情という袋を突き破ると起きるのです。
お互い、今ままでのことを依存していませんでしたか?
丸投げしていませんでしたか?
夫だから、妻だからは関係ないですよ!
お金を運んでいるから何もしなくていいですか?
家はダラダラする場所ではありません。
くつろぐ場所です。
家での生活習慣は、社会に出ても反映されます。
私たちは自然界のリズムの中で生きています。
朝、光を感じて目が覚めるように!
家事も仕事もリズムです。
このリズムを習慣化すると、カラダは弾力がついてきます。
普段の生活リズムこそが、カラダの歪みを改善する整体師なのです。
憎しみ合って離婚するのも、必ず、カラダに異常があるのです。
好き嫌いは胸を締めつけて、みぞおちが硬くなり、左右の動きに制限が出ます。
どんな状況でもカラダは正直です。
判断するのは「頭・脳」ですが、
決断するのは「骨盤・腸」です。
物事に集中している時、骨盤は締まります。リラックスしている時は緩みます。
集中と緊張は違います。
骨盤が締まりきらないと、頭や脳が緊張します。
人前に出たら、舞い上がって頭が真っ白になるような状態です。
普段から、食べ過ぎ・飲み過ぎ・考えすぎ、不平不満、愚痴・悪口が多いと、
骨盤の開閉力が不安定になっていきます。
自分とカラダに目を向けて、対話すると、自分の本心も見えてきます。
それはカラダが行きたい方向性を示してくれるからです。
人生は有限です。二度も三度もありません。
自分にとって、何が正しいのは自分のカラダが答えなのです。
人に必要とされる人生を歩みませんか?
性格の発信源
元氣・陽氣・根氣・陰氣・氣力・天氣・氣分・氣持ち・・・
氣が使われている言葉は沢山ありますね。
氣とは波動エネルギーのことです。
つまり、固体でも液体でも気体でも物質の最小単位は分子であり、更に小さなものが原子になります。
その原子の周りをグルグルと回っている電子が、波動と言われて氣エネルギーと考えられています。
動かないものでも氣が動いているのです。
東洋医学の考えでは陰陽バランスになります。
動かないものを陰、動くものを陽と考えます。
しかし、原子レベルでは物質は常に動いています。
陰陽の違いは波動の速さです。
陰の波動エネルギーはゆっくり動き、陽の波動エネルギー早く動きます。
活発な動きを波動が高いと言います。
人間の身体は60%は水で出来ています。
水は水蒸気(気体)・水(液体)・氷(固体)に分かれます。
水蒸気の動きは早くゆっくり動いていくと水になり、更にゆっくり氣が動くと氷になります。
人間の身体も氣の構成から見ると、精神(気体)・液体(血液)・固体(肉体)です。
波動の高さは、精神 > 血液 > 肉体
この関係からも理解出来ると思います。
波動の高いものが波動の低いものに影響を与えます。
気持ちが物質化したものが肉体になります。
不快なカラダには、波動の高い精神エネルギーをつくっていくことです。
そのためには血液・肉体を含めた生命エネルギーを高めることが、精神エネルギーの波動を上げることになります。
分かりやすく説明をします。
16時間朝食断食で体液の質を浄化します。
マナストレッチでカラダに歪みを改善して体調を整えます。
自分を許すことで、精神力が豊かになります。
なぜ人によって、体質と性格が違うのでしょうか?
5つの内臓の性質を氣の観点から説明していきます。
肺の氣・・・肺のエネルギーは大腸・皮膚・呼吸器を創り、
人や環境に適応するエネルギーと、自分を表現するエネルギーが創られています。
精神は抑制・我慢が司ります。
脾の氣・・・消化・吸収・排泄をする器官です。感情エネルギーを作り胃と連携している。
精神は好き嫌いが司ります。
肝の氣・・・肝臓と胆嚢・筋肉・関節・つめを創ります。性エネルギーと筋肉運動エネルギーが創られます。
精神は怒り・イライラが司ります。
腎の氣・・・腎臓・膀胱・歯・骨などを創ります。自己防衛・抗老化エネルギーが創られます。
精神は勝ち負け・忍耐が司ります。
心の氣・・・心臓と小腸・血液・血管が創られます。人を愛し自分を愛するエネルギーが創られます。
精神は喜び・ハイテンションを司ります。
これは5つの氣はネットワークのように繋がっているので、邪気が肺以外の脾・肝・腎・心に流れているからです。
氣というエネルギー、すなわち波動エネルギーは、筋肉と骨の隙間を通っている経絡というパイプの中を流れています。
この氣を内氣(営氣)と言います。
身体を流れる氣には大きく分けて2つあります。
一つが内氣(営氣)です。
14本ある経絡の中を流れる生命エネルギーです。
つまり陰の氣になります。
もう一つが外氣(衛氣)です。
経絡からツボ(経穴)を通って体表を覆っているのが、自分を衛ると書いて衛氣エネルギーのことを指します。
よく活氣があると言いますよね!
この活氣とは衛氣が活発であることです。
元氣がない、やる氣が出ない、根氣がない、鬱っぽい・・・
このような状態の時は衛氣が消耗しているのです。
そんな時にとっておきの氣功法があります。
両手を36回擦り合わせます。
次に頭から足裏までの全身をパンパンと叩きます。
氣を高める効果があります。
逆に興奮気味で緊張が高まっている時は、両手を36回擦り合わせて頭から足裏まで手の平で撫で下ろします。
氣を静める効果があります。
話が少し脱線しましたが、衛氣エネルギーは自分を衛るエネルギーです。
衛氣エネルギーが消耗すると、邪氣が経穴(ツボ)を通して身体の中に入り込んで来ます。
邪氣とは不要な食毒・感情・人の想念などが宿便として停滞して、やがては全く違った細胞に生まれ変わっていきます。
それが”腫瘍”です。
全世界の医学を見ると、西洋医学と言われる目に見える医学は全体の25%位に過ぎないのです。
残りの大半が目に見えない伝統医学です。
中国医学の氣やアーユルヴェーダのプラーナ、ポリネシアのマナなど、目に見えない伝統医学は今でも数々の病気を治癒しています。
日本でも古神道では人間の身体は、4つの層で成り立っていると考えられています。
身体を取り巻く目に見えない膜(自分)は半径8㍍に及ぶそうです。
荒々しい自分、穏やかな自分、集団の中の自分、本来の自分。
これらが常に変動した状態が肉体で表現されています。
本来の自分の姿を取り戻すには衛氣エネルギーを高めること、すなわち波動エネルギーを高めることに尽きるのです。
衛氣エネルギーが高まると以下のことが変わります。
・人や環境に流されない
・何を食べて飲んでも不要なものは、排泄して必要なものだけを取り入れる。
・人の役に立ちたい
・好きなことが見つかる
・自分らしさを取り戻せる
冒頭で説明しましたが人間の最小単位は原子です。
原子を変えるのは最後は氣持ちです。
食を変えようが運動をしようが、最後は氣持ちが決め手になると言っても良いでしょう。
氣持ちを高める行動指針を以下に書きます。
・自分を表現する
自画自賛すること、他人も褒める・認める
・人の役に立ちたい
自分のことに一生懸命になれば自ずと人のためになる
・目先の損得勘定に囚われない
・一つに集中する
逆に人に迷惑を掛ける自己中心的なタイプは、衛氣エネルギーが消耗して何かのアクシデントに
遭遇するとガラス細工のように脆いところがあります。
人は人に否定されると反発します。
それは表面の姿を指摘されるからです。
自分でも認めたくない資質を、他人に言われて氣分が良いものはありません。
人は誰しもコンプレックスはあるものです。
特に日本人は人目を氣にする民族です。
顔立ち
スタイル
これらは先天的なものであるので変えることは出来ないけど、顔つきと身体つきは後天的に変える事ができます。
あくまでも、体質や性格は固定されたものでなく癖や傾向なのです。
つまり、自由に変えることが出来るのです。
食べ物や感情も全ては水に溶け込んで血液として全身に運ばれます。