夏至の身体
本日、6月21日(月)は夏至です。
1年で最も骨盤が緩みます。激しい運動を控える時季です。
無理な運動は各関節に負担を掛けて怪我しやすく、後々身体を壊す原因になります。
夏至の前後2週間は要注意です。
眠い・怠い・痛いなど、、、身体の各所に残存する老廃水分量によって症状が違います。
多ければ多いほど「痛み」として表れます。
膝が痛い場合、炭水化物の老廃水分が溜まります。
股関節が痛い場合、甘いものの老廃水分が溜まります。
肩こり・背中痛・腰痛は食べ過ぎ”(-“”-)”
毎日、白いご飯・白いパン・甘いスイーツを食べていると仙腸関節が緩んでいきます。
各関節が緩むと筋肉と平滑筋は緊張していきます。お腹と臀部が冷えてぽっこりお腹になります。
食べる量を抑えるより抜くことです。
少量を食べても回数が多いと酵素を無駄使いして身体はくたびれます。
手足の浮腫み・頻尿・便秘・近視・老眼・膝痛・股関節痛・頭痛・めまい・・・
このような症状は骨盤が緩んでいるサインです。
本来、夜寝ている間に骨盤は緩みます。
日中緩んだ状態では夜寝ている間、骨盤は緩めず緊張します。
夜眠れないのは骨盤の開閉が乏しいんです。
深い眠りが排泄力を高めます。排泄力が高いと高体温になります。
高体温が免疫力を上げるのです。
そのためには身体から冷えを抜くことです。
表面の冷えを抜くのは排尿、深部の冷えを抜くのは排便です。
夏の冷えは「1年中身体を冷やす」と言っても過言ではありません。
汗をかくべきときにかかないと汗の内攻が起こります。
冷えた汗は足元から膀胱へ、膀胱から腸に移動します。
腸が冷えるので排泄力・体温・免疫力が下がるのです。
マナストレッチでは腕を使うレッスンがあります。
頭の緊張を抜いて、肩甲骨間・みぞおちを緩めています。
上半身に滞った老廃水分を汗として排泄しています。
皆さん、前半のレッスンで汗をかきませんか?
表面の冷えを抜くのが上半身のレッスンです。
後半のレッスンは足脚を使い排便を促すためです。
古傷が痛むと言います。往々にして筋肉が緩んだとき症状が表れます。
慢性的な痛みの9割は身体を動かすことで改善します。
痛みで安静にするのは急性疾患だけです。
病氣のことを病体と言いませんよね!
体が病になったのではなく氣が病になったのです。
しかし、氣は血液に溶け込んで全身を巡り固体化されていきます。
最期は硬直して冷たくなって死んでいきます。
現代医学はマイナスをゼロになるものです。
アンチエイジングはゼロをプラスにするものです。
プラスとは身体を動かすことです。
私たちは動く物と書いて動物です。
この時季、良質の動きで汗をかいていきましょう。