猫背姿勢の行く末

本来、背骨は生理的湾曲と言って緩いS字状を描いています。
左下図のような状態では手足が自由に動き、身体の動きにも制限がありません。
背骨間から31対の神経伝達がスムーズに行われます。

 

右上図は日本人に最も多い後湾型の猫背です。
悪姿勢は背骨間を詰まらせて、土台である骨盤の開閉も硬直していきます。

 

45歳頃から更年期の身体に変わっていきます。
具体的には筋肉が衰えて胴体に首・手足がくい込んでいきます。

 

筋肉が硬直して猫背になると表れる症状です。

 

頭痛・耳鳴り・手首の痛み・肩こり・五十肩・股関節痛・膝痛・外反母趾、腰痛、

婦人科系疾患・痩せない・すぐ疲れる・二重アゴ・お尻、バスト、二の腕のたるみ、、、

 

人によって症状が違うのは筋肉の硬直する場所の違いです。
硬直した筋肉には老廃水分が残存しています。

 

なぜ、人によって硬直した筋肉の場所が違うのか?

 

食べ方・動かし方・考え方の違いです。

 

具体的に説明していきます。

一口に猫背と言っても大きく分けて3つの体型があります。

 

後湾前弯型

背中が丸く反り腰、浮き輪のようなぽっこりお腹体型です。
骨盤が前に倒れているため膝に負担が掛かります。
高齢になると膝痛になるタイプです。

 

幼児体型のため、食べても太らないタイプです。
正確には部分太り体型です。二重アゴになりやすいです。

 

一見、引っ込み思案ですが、折れない頑固さがあります。
目の前で起きたことに悩むけど時間が経つと忘れます。
何も考えない、何も考えれない楽観的な一面があります。

 

みぞおちが硬く胸椎5番の弾力が乏しいです。
パートナーへの依存度が強く、余計な心配事をする傾向があります。

 

胃下垂しているので慢性的な肩こりです。
気道・食道が圧迫されています。
逆流性食道炎、口呼吸、口と喉の渇き、いびきなどの症状が表れます。

 

後湾平坦型

肺は圧迫されて腸に老廃水分が残存しています。
アレルギー体質です。炎症を起こしやすくアトピー・喘息などに罹りやすいです。

 

腰椎がストレートなので腰部に強張りがあります。
男性の場合、30代・40代でぎっくり腰になりやすいです。

 

女性の場合、お尻から太もも裏側に掛けて痛み・強張りを感じます。
腸・泌尿器が冷えているので婦人科系疾患に罹りやすいです。
50歳以降、股関節痛になる傾向があります。

 

食べると太る傾向があります。みぞおちから下がぽっこりお腹になります。
おへそから下の体温が低いです。

 

警戒心が強く、周りの目を気にします。
過去のトラウマや日常の些細なことが許せず根に持ちます。

 

人一倍氣を使いますが、反面イライラした感情を抱いています。
一度、人を嫌いになるととことん嫌いになります。

 

父親像を抱いています。自分にも近い関係の人にも望みます。
その望みに乖離があればあるほどお腹周辺に症状が出ます。

 

慣れない環境ではテンションを上げて仲間意識を表現します。
本心は不安なのでコミュニケーションを図って解消します。
表面が良くて調子が良いところがあります。

 

反面、リーダーシップ的な要素を持ち合わせています。

 

頭で判断して行動します。
「やりたいこと」より「やらなければいけないこと」を優先します。
それが不本意と分かっている場合も任務を遂行します。

 

身体はみぞおちから上の筋肉が萎縮硬直します。
「聞く」より「聴く」ので耳や腎臓が疲弊します。
つまり、聞き流せないタイプです。

 

全てを肚で受け止める性質があるので大病を患うこともあります。
純粋な一面を抱いているので追いかけるものには輝きを増します。

 

頭の判断と身体の決断の乖離が大きいとストレスを抱え込んでいきます。
消化器・泌尿器に異常が出る場合があります。

 

平背型

上半身が肥大化するタイプです。
肩甲骨下から背骨がストレートなのでダイレクトに衝撃を受けます。
股関節に異常が出やすいです。お尻から太もも裏側に痛みが出ます。

 

内臓全体に負担が掛かっています。
女性の場合、右股関節が外側に捻じれています。
肝臓が疲弊して股関節・ふくらはぎの筋肉が硬直します。

 

高齢になると転倒して背骨の圧迫骨折、大腿部骨折など、
足脚の動きに制限が掛かると脳が萎縮して認知症に罹りやすいです。

 

目の前のことに追われています。
先の予定は頭に入ってこないので今に集中できます。
集中し過ぎて首・肩こりが表れます。

 

全身が浮腫んでいます。炎症体質です。
おへそから下の体温が低いです。

 

3つの体型に共通する点です。

眼球が前に出ているので近視・老眼が更年期から始まります。
同時に骨盤が緊張して腸を圧迫します。代謝・免疫力が衰えていきます。
股関節の筋肉に異常が出ます。症状が出るのが平背型です。

 

私たちは殆どが猫背姿勢と言っても過言ではありません。
肺が窮屈を感じてストレスを抱えます。抑制・我慢を溜め込みます。

 

身体に左右の傾きがあれば食べることで好き嫌いの感情を抑えます。
捻じれていると勝ち負けや優劣ばかり気にして塩分を欲します。

 

頭でっかちになっていると上下の動きに制限が出て糖分を欲します。
自分らしさを見失っているときは身体の開閉が乏しくなっています。
生の食べ物・発酵食品を欲します。

 

分かりやすく言うと欲望は首、感情は胸、願望は腰に表れます。
連動する背骨の弾力が失われていきます。

私たちの身体は乳歯が入れ替わる頃に骨格が創られて、
12~13歳くらいでほぼ骨格が出来上がっていきます。

 

体質も性質も固定化されたものではないです。
あくまでも傾向に過ぎないので自由に変えれます。

 

脳は脳をコントロール出来ませんが、
身体から脳をコントロールすることは可能です。
脳から身体をコントロールすることも可能です。

 

その橋渡しが背骨と骨盤です。
猫背・側彎でも筋肉の弾力があれば問題ありません。

 

目に見えない問題は目に見える問題として身体に表れます。何度も言っています(^^)
私たち日本人は他人からの見た目を気にします。見た目は顔つき・身体つきを意識することです。

 

魅力ある人は猫背でも輝いています。それは諦めない行動習慣から放たれます。
何事も3年続けているものがあれば、あなたにしか出来ない習慣です。

 

 

あなたは3年以上続けているものがありますか?

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