腎臓と左右のカラダ

解剖生理学での腎臓の働きです。

 

①血液を濾過・老廃物や塩分を尿として排泄。

➁身体に必要なものを再吸収する。

③血圧や体液量を調整。

④骨を丈夫にする。

 

氣学での働きとは、

①精エネルギーを作る。(元気をつくる)

➁骨・髪の毛・耳を作っています。

 

 

腎が病むと全身の筋肉が硬化していきます。
老いが加速化していきます。

 

 

捩じる動きに制限が出て腰椎3番が硬くなります。

 

 

勝ち負けにこだわり、闘争的になる面があります。
氣は螺旋状に体内から体表を巡ります。

 

 

カラダの浮腫みと関係の深い働きが体液量の調整です。

 

 

体液量の調整がスムーズに行われないと浮腫みます。
特に末端に滞っていきます。

 

 

顔・手足・首

 

 

ご存知の通り、腎臓は左右にひとつずつ、計2つあります。

 

 

2つあるのには理由があります。

 

 

右の腎臓は主に動物性たんぱく質や塩氣の濾過、
左の腎臓は甘いものやアルコールの濾過を行っています。

 

 

夜遅くに〆のラーメンを食べるなど、
塩っ氣の強いものを食べると浮腫むのは、
右の腎臓がオーバーワークで疲れているサインです。

 

 

若い頃は右の腎臓の方が大きいです。
歳を重ねるごとに次第に萎縮し、
終いには逆転して左の腎臓の方が大きく(肥大)なります。

 

 

これは陰陽論に基づく考えです。

 

 

右にあるものは陽性、つまり縮みやすく、
左にあるものは陰性、つまり緩みやすいためです。

 

 

身体の右側にある代表、肝臓は機能が低下すると萎縮して硬くなり肝硬変に、
左側にある代表、心臓は緩み拡がって心臓肥大になります。

 

 

逆(肝臓肥大、心硬変)は聞いたことありませんよね。

 

 

腎臓の機能低下の要因は、冷えに弱い腎臓が冷えていること、
腎臓の急所である体側(わき腹)が縮んでいること、
腰椎(特におへそ辺りの3番目の骨)の縮み、捻れが挙げられます。

 

 

腎臓の冷えは夜の半身浴で、
体側や腰椎の縮み、捻れはマナストレッチで改善してあげましょう。

 

 

それから耳を介して腎臓を間接的にケアすることも可能です。
耳たぶをつかんで、大きく後ろ回しすることで耳まわりのリンパが総動員され、
顔に溜まった老廃物や余分な水分が流れやすくなります。

 

 

耳を上下方向にひっぱったり、横にひっぱったり、
回転させることで喉の痛みを和らいだり、聴く力を増してくれます。

 

 

そうして骨の親である腎臓を丈夫に活性化してあげることで、
身体の酸化(=老化)を防ぎます。

 

 

美肌をはじめとしたアンチエイジングにもつながっていきます。
今日からさっそく腎臓を大切にしてあげましょう。

 

 

マナストレッチ教室でも4~5年前から様々な捩じる動きを実践しています。

 

 

胎内で胎児は前後の動きをします。
生まれて半年くらいでハイハイして左右の動きをします。

 

 

一年くらいで捩じる動きをします。

 

 

前後・左右は無意識の動きです。
捩じる動きは意識して覚えます。

 

 

人間が死を迎えるとき前後・左右の動きができなくなり、
捩じる動きができなくなり息を引き取ります。

 

 

動きは命です。時間も命です。
動ける時間こそ生命エネルギーが働きます。

 

 

私たちは動けることへの感謝を忘れがちになります。
体調が良くて元気なとき、辛かったことを忘れます。

 

 

経済的な不安・人間関係・カラダの不安。

 

 

調子が悪いときに悩んで考えます。

 

 

実は逆で調子が良いときほど考えるべきなのです。

 

 

なぜ、体調が良くて前向きになれるのだろう?

 

 

答えは一つでないことに気付きます。

 

 

そして、普段の生活習慣に幸せになる要素がたくさんあります。

 

 

どんなに知識を積んでも知っているレベルです。

 

 

経験と言う知識を得て、出来るレベルなることが悟りです。
あなただけの体験こそ財産になります。

 

 

PS

 

先日、生徒さんから、このようなご意見を頂きました。

 

 

2週間レッスンの間隔が空いたので腰に違和感が出ました?

 

 

あらゆる疾患は筋肉の異常から始まります。

 

 

筋肉は3層に分かれています。

 

 

表層・中層・深層です。

 

 

表層は動きの癖、中層は食べる癖、深層は心の癖として、
筋肉を硬直させていきます。

 

 

マナストレッチを継続すると表層から筋肉がほぐれていきます。

 

 

奥に奥に浸透していくと、
硬直した筋肉が壁となって反応が出ます。

 

 

いわゆる筋肉痛です。

 

 

一昔前、身体に異常があれば、
安静にすることが定説でした。

 

 

今はぎっくり腰でも動けるなら動きましょう!と言われています。

 

 

私は8年前、2度のぎっくり腰を経験しています。
白血病で入院して7ヶ月間寝たきりが大きい原因です。

 

 

マナストレッチ教室のレッスンは休めません。

 

 

ぎっくり腰に罹った2日後、強引にカラダを動かしました。

 

 

その後、回復が早かったです。

 

 

私は2~3日経過したら動かすべきだと考えています。

 

 

筋肉は使わないと廃用性萎縮します。
骨化と言って石のように硬くなり動けなくなります。

 

 

身体は擦り傷やぎっくり腰だろうと、
発症3日後から筋性防御が働きます。

 

 

筋肉が硬直していきます。

 

 

カラダが治癒するとは患部に血液が集まることです。
これは意識と動きによって起きます。

 

 

痛いと脳が判断して、治せと指令が出ます。

 

 

しかし、筋肉が硬直すると受取れない状態になります。
脳に痛いと言う反応だけが記憶として残存します。

 

 

慢性的な痛みは脳の過剰反応です。

 

 

私が常々、カラダにすき間をつくりましょう!と言ってます。

 

 

脳からの指令でホルモンが分泌されて血液によって運ばれます。
カラダにすき間があるとスムーズに伝達されます。

 

 

このすき間とは筋肉の弾力です。

 

 

柔らかいだけでもダメです。

 

 

緩める力が治癒し、
締める力で老廃水分を排泄して再発を防止します。

 

 

マナストレッチは「締める力と緩める力」を交互に繰り返すレッスンです。

 

 

これは熟睡時にカラダと精神を脱力するのが目的です。

 

 

最大限、治癒力を発揮するのが熟睡時です。

 

 

ダイエットも寝ている間に行われます。

 

 

コルチゾンと言うホルモンが分泌されて、
お腹などの脂肪を分解して糖に変換します。
脂肪を1~2kgは分解しています。

 

不要になった老廃水分をリンパ管に回収して、
大腸に運ばれて便として排泄されます。

 

 

これは夜中3時くらいに、
肝臓の解毒処理を終えて回収・排泄が行われます。

 

 

排泄から消化まで逆算すると16時間を要します。

 

 

16時間朝食断食を実践されている教室の生徒さんから
一ヶ月で約3kg痩せたと報告がありました。

坐骨神経痛みも消えたとの事です。

 

 

急激に痩せるダイエット法があります。

 

 

その方法を止めるとリバウンドしています。

 

 

大切なことは体型・体調・体質を維持することです。

 

 

カラダは鍛えるのでなく、弾力を与えることです。

 

 

これは動かしながら身に付くものです。

 

 

動体トレーニングと言います。

 

 

カラダは動かし方・食べ方・考え方で決まります。

 

 

氣体・液体・固体の構造体です。

 

 

氣体は考え方・液体は食べ方・固体は動かし方です。

 

 

固体はマナストレッチで弾力をつけて、液体は16時間朝食断食で浄化し、
気体まで波及して、温和で穏やかな精神力に身に付けていきます。

 

 

20代・30代は永遠に生き続けられると思っています。

40代以降、何もしなければ「3K」が待っています。

 

 

下垂・乾燥・硬直

 

 

これが老いです。

 

 

現代医学はマイナスをゼロにするものです。

 

 

アンチエイジングはゼロをプラスにするものです。

 

 

これは自発的になることでしか得られないものです。

 

 

なるだけ間隔を空けずに、
レッスンにご参加されることが理想です。

 

 

希望的観測です!(^^)!

 

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