50歳からの捻挫
私は小学5年生の時、階段から飛び降りて捻挫したことがあります。
当時スキーの授業がありました。
スキー板を持っていない恥ずかしさから参加したくなかったんです。
故意的に捻挫したんです。それが一生涯尾を引くことになりました。
私は数々の病気に見舞われました。
その中でもアレルギー・便秘・冷え性は捻挫が大きく関係しています。
日本整形外科学会の捻挫の定義です。
https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/sprain_of_ankle.html
靭帯や関節包が損傷して炎症を起こすのが捻挫です。
整形外科や整骨院に行くとアイシング・固定して経過観察します。
1~2週間後、足関節周辺の靭帯や筋肉が拘縮していきます。
足関節が歪んだ状態で固まっていきます。
この状態のままでは普段の立ち振る舞いに支障が出ます。
ある動作の時に痛みが発生します。これを拘縮痛と言います。
捻挫の後遺症を侮ってはいけません。
カラダは連動性・連結性で動きます。
捻挫は膝痛・股関節痛・腰痛・肩こり・頭痛・めまいなど様々な症状の起因となるからです。
殆どの場合、足首を内側に捻って外くるぶし周辺の靭帯や関節包が損傷します。
その影響で膝関節・股関節が外側に捻じれます。
骨盤も左右に傾きます。
仙腸関節が硬直して背骨間の弾力も乏しくなります。
これだけではありません。足関節は骨盤と連動しています。
骨盤内内臓とも関係があります。
女性は捻挫の衝撃によって子宮・卵巣が収縮します。
ちなみに男性は睾丸・前立腺です。
生殖機能(精エネルギー)の衰えは元氣が奪られていきます。
妊婦が捻挫して流産するのも急激に子宮が収縮するからです。
女性の一生は骨盤で決まります。
「初潮・生理・出産・妊娠・閉経」と言う、
女性特有のリズムには骨盤の開閉が連動しています。
骨盤は右側から開いて左側が開きます。また左側から閉じて右側が閉じます。
要するに開いたときカラダは治癒されます。閉じたとき老廃水分を排泄します。
この流れがスムーズだと元氣で健康なのです。精神的にも安定しています。
足首の捻挫は骨盤の開閉力を乏しくします。
右骨盤の開きが悪くなり、
右股関節が外側に捻じれて、
婦人科系疾患に罹りやすい傾向があります。
これはカラダの処方箋である、
肝臓の解毒力が弱くなることが関係しています。
また、冷えは足元から入ります。
足元から膀胱、膀胱から大腸、大腸から子宮へと冷えが体内に入ってきます。
足元からの冷えが膀胱に入った場合、尿で排泄すると問題ありません。
膀胱から大腸に入った場合、大便で排泄すると問題ありません。
一連の排泄が滞ると便秘症になります。食べ過ぎにもなります。
さらに冷えが小腸に入り込むと免疫力が衰えます。
要するに捻挫が原因でお腹が冷えていきます。
左足関節の捻挫は便秘症になりやすい、
右足関節は太りやすい特徴があります。
これは筋肉が関係しています。
左側の筋肉が緊張すると排泄力が衰えます。
右側が緊張すると甘いものが食べたくなります。
どちらも食べ過ぎる特徴があります。
昔から先人の知恵として風邪を引いた時は足湯をしました。
くるぶしまでお湯に浸かることでお腹が温まり免疫力が上がるのです。
また体調不良のときは脚湯をしました。
膝上から下を温めることで内臓を活性化します。
足脚に70%の筋肉が存在しています。
熱源は足から、元氣も足からです。
足の外側は排便、内側は排尿、足の裏側は発汗と繋がっています。
足脚は体内の循環を良くする役目を担います。
足脚の土台が足関節と骨盤なのです。
当サロン・教室では足脚は重要視しています。
足脚の歪みを改善するために様々なレッスンや施術をしています。
普段の生活習慣こそ、カラダを整えるチャンスがあります。
毎日の半身浴、16時間朝食断食です。
断食すると3日で捻挫の痛みは改善します。
食べない時間こそカラダは治癒に特化します。
最後に宣伝になります。
私のサロンでは捻挫の予後、整復して関節を元の位置に戻します。
小学生から60代までのお客様が回復しています。
足首が歪んだ状態では慢性的な痛みが改善できません。
正しく処置してくれる治療院を見つけましょう。