妻が右側の顔が垂れ下がった理由
私の妻も40代から様々なカラダの変化がありました。
垂れ顔、垂れ尻、ぽっこりお腹、疲れやすい、肩こり、乱視、腹痛(原因不明)、白髪、歩くと足の付け根が痛い・・・
妻は体重がほぼ変わらないの、右側の顔が垂れ下がっていることを気にしていました。毎日、鏡を見てお化粧をするので余計に気になったのでしょう。
小顔関連の本を読みあさって、顔のケアーをしても効果が出ているのか?分からないので続きませんでした。知り合いからの紹介で美容エステサロンにも通いました。確かに効果がありましたが、止めると元に戻っていきました。続けてもお金も時間も掛かるので、途中で行くのを断念。
何でなんだろう?若いときは気にもならなかったのに、私に嘆いてばかりでした。顔が垂れている主婦仲間もチラホラいたので、私一人ではないと安心感もありました。それでも肩こり・疲れが抜けない、白髪が増え始める、原因不明の腹痛、歩くと股関節が痛いなどで、右側の顔の垂れ下がりどころではなかったんです。
整形外科でも異常なし、年齢的なことだと言われて湿布を処方されるだけでした。マッサージ店に行っても、その場しのぎで良くなる気配すらなかったです。何とかしないといけないと、気持ちばかり焦っていました。
妻はお腹も空いていないのに一日3食食べていました。時間だから食べる感覚でした。誰が見ても左肩が下がっていました。これは食べ過ぎによる肩こりだと思い、私が提案しました。肩こりは胃腸の負担を軽くすると、直ぐに改善するよ。
とりあえず、朝食を生の果物と水分だけにしたら!と言いました。
その理由を聞かずに朝食断食を勧めました。私が10年以上、16時間朝食断食を続けているので、理屈は必要ないと思っていたので説明しませんでした。続けてから一週間が経過しました。カラダが軽いのを実感したんです。肩こりがウソのようにほぼ改善したのです。
若干、右の顔の下がっているのが改善していることにも気付きました。鏡を見て手応えを感じたようです。少しだけモチベーションが上がりました。しかし、一ヶ月朝食断食を続けても、右の顔の下がり具合は変わらずでした。
我が家には小学生の子供がいます。まだ手が離せない状況です。とても自分のことに時間を費やすのは難しいです。そこで私は娘に言いました。
ママをもっと元気でキレイになってもらうために、一時間だけお留守番できる?娘に問いかけました。8歳の娘はYouTubeを見てもいいならお留守番できるよ。と言ってくれました。
それから、毎週土曜日10時~、私が主宰するマナストレッチ教室に通わせました。他の生徒さんも喜んで頂けるように小顔ケアーとマナストレッチを行うレッスンをしました。妻は3ヶ月通いました。その頃には右側の顔が下がっているのも改善して、さらに年齢よりも若く見られるようになりました。
なぜ、妻は顔の右側だけが垂れ下がったのか説明していきます。顔は全身の縮図です。カラダの状態は顔に表れます。眉間から上は精神の状態、眉間から下は肉体の状態です。特に頬は消化器の状態を表します。
妻は猫背で反り腰体型です。いわゆる幼児体型です。食べたあと、ぽっこりお腹になります。これは胃下垂体型と言えます。胃下垂なので左肩が下がっているのです。一回の食事量が少なくても、一日3回食べていると40代からは食べ過ぎなのです。胃の負担を軽くすることで胃自体の筋肉が緩んでいきます。胃に弾力が戻っていったのです。
高さは若さ、若さは元気と言えるでしょう。消化器やその他の内臓を支えているのは筋肉です。物を持ったり、走ったりする筋肉でなく、体重を支える筋肉です。体重を支える筋肉が衰えるから、顔が肥大化するのです。
ここで疑問に思うことがありませんか?
妻は左肩が下がっているのに顔は右が下がっています。これは首が右に捻じれているからです。捻じれた場合、ある部位が緊張すると対角線上の筋肉が緊張して衰えていきます。それが顔の右側でした。
それともう一つ、大きな原因があります。
それは股関節が右側に捻じれていることです。右骨盤の開きが悪いことです。股関節は肝臓の反射区です。肝臓の疲弊が股関節を硬直させていきます。右骨盤の開きが悪いとカラダの右側に老廃水分が滞っていきます。
このことによって、原因不明の腹痛、顔の右半分の下がり、肩こり、歩くと股関節が痛いなどの症状が出ていました。東洋医学では血の不摂生はカラダの右側に表れると言います。
マナストレッチ教室でのレッスンは、胴体から末端へ力をスムーズに伝達する動きのトレーニングをしました。その中身とは、背伸び、捩じる、前後、揺さぶるなどの動きを、体重を利用して行うだけの地味なものです。
今、現代人に問われている動きなのです。一般のトレーニングはある一定の部位を鍛える動作です。それではある一定の部位だけが鍛えられていきます。ケガや肉離れが多いのもこの理由からです。
カラダは連動性・連結性で動きます。動かしながら鍛えるのに、理が叶っているので体重を利用した動きなのです。それが宣伝になりますが、マナストレッチです。
カラダは、氣体(精神) → 液体(血液) → 固体(肉体)で一つのカラダとなります。
マナストレッチで固体をクリーニング、16時間朝食断食で液体をクリーニングします。
この2つが相まって氣体まで影響を及ぼして、穏やかな精神になっていきます。要する肉体と液体のストレスが改善できれば、氣持ちよさが精神に伝わるのです。
精神や肉体の世界を表すのが顔です。顔だけ、カラダだけ、食生活だけと言う部分的なことを見直すのではく統合的に見直すことが、あらゆる疾患を改善する術になるのです。
あらゆる疾患はカラダの詰まりです。顔の右側が下がっているのも、直接的な原因は筋肉が衰えているからです。
私たちは未だに、カラダを鍛えることは筋トレ、ストレッチ、ジョギングだと思い込んでいます。これらの動きは勝敗やタイムを競い合う動きなのです。
痛み・コリ・たるみのないカラダとは、普段の振る舞いが、華麗にできるカラダつきのことを指します。それには何度も言いますが、胴体から末端へ力をスムーズに伝達する動きのトレーニングが必要なのです。特に40代からのカラダです。
40代から原因不明のカラダの不調が表れてきます。カラダからのサインは、現代医学では分からないことだらけです。これは当たり前のことです。西洋医学の検査は数値の大小です。中身の内容までは分からないんです。
カラダの中身を理解できるのは、他の誰でもないあなた自身なのです。無知は大敵です。自分のカラダを把握することは難しくありません。カラダを動かせば分かってきます。食べない空腹時間を設けることで、落ち着いた精神も取り戻せるのです。
年齢性別は関係ありません。決断した時点から変われるんです。
自分のカラダをことを医療に丸投げするのを止めませんか?