2週間で改善!薬を使わないで不眠症を卒業した妻の体験記
不眠症の原因
私の妻は40代から寝つきが悪くなりました。
夜中に何度も目が覚めるようになり、朝まで眠れない日々が続きました。
家族がスヤスヤ寝ていると余計に焦り、寝ようとしますが眠れないです。
こんな状態が嫌だったので、医師に相談して軽めの睡眠薬を処方してもらいました。
普段、薬を飲まない妻は睡眠薬の効き目が抜群でした。
すぐに眠りにつくことが出来ました。
薬の服用はカラダに悪いと思いながらも止めることが出来ませんでした。
ときには半錠に量を減らしていました。今は薬を全く服用せず熟睡できています。
それは私の実母の容態を見てからです。
私の実母は70歳を過ぎてから、徐々には足腰が不自由になりました。
膝が痛くて杖なしでは歩けない状態になりました。
何度も転倒して3度も背骨を圧迫骨折しています。認知症に近い状態にもなりました。
お医者さんから他の薬を処方されていました。
7種類くらい服用してたと思います。75歳で介護ベットで寝たきり生活になりました。
動いてもいないのに一日3食食べて、薬も欠かさず服用していました。
そんな矢先、トイレでひきつけを起こして倒れました。
弟が電話しても誰も出ないので、すぐに家に帰りました。
母が倒れていたのを発見して病院に行きました。3日間入院しました。
退院後、食欲もなく薬も飲むのを止めていました。
そうすると頭がハッキリしたのか認知症が良くなったのです。
年齢的な物忘れはありますが見事な回復ぶりでした。体重も5kg痩せました。
そんな実母の様子を聞いていたので、薬と食べ過ぎの怖さを妻は知ったのです。
薬は止めようと決断したのです。それでも眠れない怖さがあります。
なぜ、眠れないのか原因を明確にすることが先決です。
厚生労働省による不眠症の定義です。
原因を大きく6つあげています。
①ストレス
②カラダの病気
③こころの病気
④薬や刺激物
⑤生活リズムの乱れ
⑥環境
考えると当たり前の答えです。
殆どの人は眠れなくなったプロセスを振り返ってないのです。
不眠症と言う結果だけを重視するから改善しないのです。
不眠症になるには不眠症になる理由があります。不眠症になるべくしてなったのです。
安易にクスリに頼るまえに過去の自分を振り返ることです。
それは不眠症と言う症状を抱えたカラダに問題があります。
ここまで当たり前のことしか言ってません。
眠りにつくとは脳やカラダが疲れて眠氣を誘いますが、
深部体温が一度下がって眠りにつきます。
なぜ、妻が眠れなくなったか?
原因は大きく分けて3つです。
①骨盤の開閉力が乏しくなった。(カラダが硬くなった)
閉経前後の女性は骨盤の開閉幅が徐々に狭まっていきます。
この影響でカラダが変化します。
骨盤の開閉は筋肉の収縮・拡張によって起きます。
これらは自律神経の命令によって行われます。
筋肉が緩む、縮むと言う幅が広いほど熟睡できます。
妻は体重を支える筋肉が硬直していたのです。
自律神経の命令が出ても筋肉が緩まない、縮まないので
深部体温が一度下がることがスムーズ行かないのです。
要するに筋肉が硬直している状態です。
40代からの女性は足脚が冷えて右股関節が外側に捻じれています。
ぽっこりお腹になっていきます。
一般的に更年期以降、骨盤の開閉幅は狭くなりますが、
カラダの使い方次第では無駄のない動きで快適に過ごせます。
但し、カラダの使い方で決まります。
妻が不眠症を改善した方法
具体的にはトレーニング方法によって変わります。
私たちは運動と言ったら、走る、歩く、筋トレと結びつけます。
筋肉は大きく分けて2つあります。
動かす筋肉と支える筋肉です。
後者の支える筋肉が衰えるから、カラダは歪んでいくのです。
この支える筋肉の伸び縮みの幅を広げることが不眠症を改善する方法です。
熱源の約40%は筋肉が生成します。高体温は就寝時に深部体温が一度下がるのです。
これも体重を支える筋肉が緩んだからです。
不眠症を含めてカラダを治癒するのは「緩む力」です。
要するに体重を支える筋肉が緩む・縮み幅を広げることです。
このことを妻には何度も説明しました。
カラダを鍛えることで不眠症は改善しない、
カラダに弾力をつけることが不眠症を改善する。
自らカラダを緩ませる力を宿すことが必要です。
まず、妻にはスワイショウを実践してもらいました。
気功では動く瞑想と言われています。
私たちは緊張すると脳に血液や体内水分が滞っていきます。
スワイショウを続けていくと無意識に手だけが動いています。
下半身に老廃水分が運ばれて、上半身がリラックスしていきます
最初は5~10分、最終的には約20分実践してもらいました。
眠りを誘うホルモンはメラトニンで材料はセラトニンです。
習慣的な正しいトレーニングを行うことで分泌されます。
妻はスワイショウを実践したことで肩がポカポカ温まり、
グッスリ眠れたことを体験しました。
しかし、毎日続けることは難しいです。
そこで私はスワイショウを数分行うだけで、
効果が出るカラダの動かした方を指導しました。
それが骨盤に弾力をつける動体トレーニングです。
女性の骨盤は左右に動きます。
閉経を迎えるために、左右の開き幅の必要性が最小限で良くなるのです。
骨盤の開閉力は排泄力とリンクします。
不眠症は体内の老廃物が残存しているために起こります。
一般のトレーニングは一定の部位を鍛えます。老廃物が残存する部位があります。
仮に老廃物を根こそぎ排泄するにはアスリート並みの運動量が必要です。
眠るためにはカラダ全体を支える筋肉を動かすことです。
具体的には「上下・左右・前後・捩じる・揺らす」動きです。
これだけで良いのです。激しい運動は一切必要ありません。
体内に溜まった老廃物を排泄できれば不眠症は改善できます。
睡眠エネルギーを奪うものとは?
睡眠にもエネルギーが必要です。
不眠症は何らのエネルギーが未消化となり、残存物が体内にある状態です。
その代表的なものが食べ物の未消化物です。
血管にはコレステロール、肝臓には酸化物、腎臓には古いタンパク質、
腸には腐敗物、筋肉には乳酸などです。
未消化物を処理するエネルギー消費で眠れなくなります。
大便はおよそ24時間かけて製造されます。
20歳くらいまでは代謝力があるので食べても太りません。
40代以降は代謝力が落ちるので未消化物が残存するようになります。
不眠症を含めて腰痛・火照りも消化不良・排泄不良から起きます。
私たちは食べたら食べたくなる遺伝子が備わっています。
空腹に耐える遺伝子は備わっていますが、満腹に耐える遺伝子は備わっていません。
だから病氣が絶えないのです。
毎日、食事を満腹まで食べていると、
消化エネルギーを消耗するので睡眠エネルギーが枯渇していきます。
満腹睡眠が最も不眠症になる原因と言っても過言ではありません。
妻はそんなに食べていないと言います。
確かに一回の食事量はそれほど多くありません。ここに落とし穴があります。
妻は一日3食です。朝はパン、昼食はごはん、夕食はおかずメイン、間色、、
女性の骨盤を硬くさせる三大食べ物があります。
白いご飯、白いパン、甘いスイーツです。妻はほぼ毎日食べていました。
好きなものを止める必要はありません。
食事は量と回数です。朝食を水分と生の果物だけにしてもらいました。
朝は排泄と回収の酵素が働く時間帯です。
この時間帯に火を通した固形物を食べると消化エネルギーを消費します。
その影響でくたびれた胃腸は昼食・夕食の老廃物を体内に残存させていきます。
夜食を食べて朝起きるとカラダが怠い経験はありませんか?
寝ている間に消化エネルギーを使った疲労です。
一日3食を習慣化していると消化不良・排泄不良の残存物が蓄積していきます。
その量が排泄されない限り不眠症は改善しません。
妻は16時間朝食断食の習慣化にしてから不眠症は改善しました。
空腹睡眠こそ最大の睡眠薬です。
私たちのカラダには成長ホルモン、副腎皮質ホルモンなどが分泌されて
カラダの修理・修繕を行ってくれます。天然の薬が体内にあります。
しかし。満腹になると天然の薬の分泌量が半減します。
年齢を重ねていくと治りが遅いのは、治すエネルギーより
消化・吸収エネルギーを大量に消耗させているからです。
自然界の動物に病氣や肉離れはありません。不眠症もありません。
それは生のものしか食べないこと、満腹まで食べないからです。本能で知っています。
妻には消化エネルギーを1/3にする食事法を実践してもらいました。
一日3食と一日2食を比較すると吸収力・排泄力が3倍になることが可能です。
それには睡眠時間を含めて夕食後から昼食まで空腹時間を設けることです。
吸収・同化・回収・排泄にエネルギーを特化させる食事法です。
日中は好きなものを食べれると言う利点があります。
私は16年間にわたり16時間朝食断食を習慣にしています。
マナストレッチ教室の生徒さんも実践しています。一生太らない食べ方です。
ある医学実験では断食中に免疫力が上がることが結果として出ています。
何度も言いますが、自然界の動物は敵に襲われてケガしたとき、
飲まず食わず、じっと動かず安静にしています。
これが一番の治療法だと本能で知っています。
私たちに100%当てはめるのは難しい時代です。それはストレス社会だからです。
薬を上手に利用して不眠症を改善していけば良いのです。
妻は16時間朝食断食の習慣化して、2週間くらいで薬を使わずに眠れるようになりました。
寝れない焦りが出ると、脳が疲弊して糖分を消耗のでお腹が空きます。
焦りやイライラは循環器に負担を掛けますが、交感神経が高ぶっていきます。
カラダは左側が硬直していきます。睡眠薬を服用すると肝臓は解毒処理がフル回転します。
一時的にカラダの右側が緩みます。左側が硬直していることで思うように右側が緩みません。
何とか緩ませようと右股関節が捻じれていきます。肝臓は怒りに疲弊する臓器です。
自分に対するイライラが肝臓を疲弊させて夜眠れなくなっていきます。
性格の発信源は内臓です。
怒りの発信源元は肝臓、イライラは心臓、クヨクヨは消化器、悲しみは肺、恐れは腎臓です。
肝臓は右側、心臓は左側、消化器・肺・腎臓は左右、
これらの負のエネルギーは筋肉を硬直させて背骨にファイル化されます。
このファイル化された情報を脳で統合されます。これが今まで作られてきた性格です。
性格は傾向に過ぎないのです。固定化されたものでないので性格は変えることが出来ます。
薬を常用すると飲まないと不安になることが脳で記憶されます。
薬の依存性が高くなるのは脳に直接働きかけるからです。
脳は三層構造です。一番上が知性脳(大脳新皮質)、
次が感情脳(大脳辺縁系)、一番奥が爬虫類脳(脳幹)です。
薬を常飲すると知性脳と感情脳に記憶されていきます。
この2つの脳の影響で脳幹が抑え込まれています。
薬の依存は脳の間違った記憶の認識です。
本来の自分を薬の影響で抑えつけられている状態です。
頭では薬は良くないと思っています。なぜ、止められないのか?
性格の発信源の内臓がクスリの作用に影響を受けています。
背骨を経由して脳で統合されています。
脳は脳をコントロールすることは出来ません。でも大丈夫です。
カラダから脳をコントロールすることは可能です。
このことを踏まえて、妻にはマナストレッチ・16時間朝食断食を続けてもらいました。
不眠症を改善するには「カラダの歪みを改善、内臓の浄化」この2点に尽きます。
心はカラダ、カラダは心です。
精神を強くするにはカラダを強くすることです。
それには比較や競争心理が働く鍛える方ではなく、
行住坐臥が華麗に振る舞えるカラダつきにすることです。
人生は競い合うことではありません。
自分がどうしたいのか!何を生きがいにするか!で決まります。
妻には不眠症を改善した先の目標を立ててもらいました。
たったこれだけでも不眠症は改善します。
不眠症のまとめです。
妻は薬を一切使わず不眠症を改善した方法です。
①マナストレッチの習慣化(骨盤の歪みを改善)
➁16時間朝食断食の習慣化
③比較・上下関係の意識を捨てる
PS.
あらゆる症状は「身体の冷え」が大元の原因です。
古今東西、健康体とは頭寒足熱です。
老化は足から、冷えは足元からと言います。
冷えは足元から膀胱へ、尿で排泄されると問題ありません。
膀胱の冷えは大腸へ、便で排泄されると問題ありません。
大腸の冷えは小腸を冷やして免疫力が衰えていきます。
女性の場合、子宮・卵巣を冷やしていきます。
婦人科系疾患の90%以上は下半身の冷えが原因です。
今までの「暮らし方・食べ方・考え方・動き方」の積み重ねが、
結果として肉体・精神に反映されるわけです。
普段の生き方こそ、あなたの身体と精神を変える方法があります。
ちなみに私が生活の中で習慣化しているものです。
①早寝早起き
②半身浴
③16時間朝食断食
④掃除・整理整頓
休日もダラダラ過ごさず、テレビを見る・パソコンを使うなど、
ある程度時間を決めています。寝るときが休むときです。
20代・30代までは不摂生しても回復が早かったです。
40歳からは無理すると身体に影響が出てきます。
これは精神にも反映されていきます。
私が言いたいのは節制生活の強制ではありません。
人生の目的は健康ではありません。
自分らしく好きなことをして人生を送るか?です。
そのためのプロセスが身体との対話です。
宣伝になりますが、16年マナストレッチ教室を主宰しています。
いろんな生徒さんと接してきました。生徒から教わることが財産です。
身体を動かしていることで肉体の改善ができました。
生徒さんとのコミュニケーションで人との付き合い方を学びました。
40歳前半までに大病を含めて15の病気を経験しました。
すぐに切れる癇癪持ちでした。
今は年を追うごとに体質・体型・精神が良くなっています。
それは損得勘定なしに夢中になるものがあるからです。
2度も3度もない、たった1度の人生です。
身体の悩みから解放されると人生が前向きになります。
興味ある方はマナストレッチを体験してみましょう。