嫌いな人を切って90日で30人生徒さんが増えた方法

私が主宰するマナストレッチ教室は15周年になります。今は物・情報・お店が溢れています。人口も減少しています。益々、集客が厳しくなっていきます。私がたった90日で生徒さんが30人増えたのは、全くインターネットを使わない方法です。お金を掛けずに無料掲載の媒体と口コミだけで急増したんです。

 

 

この方法は再現性があるので、教室を経営している方は試す価値があります。その前に準備があります。それは教室の雰囲気を新規の生徒さんが通いやすくすることです。当たり前のことですが、意外と出来てない経営者が多くいます。

 

 

それは長年通っているお客様でも断る勇気が必要です。私は10年くらい通った生徒さんを間接的に断りました。もちろん私から辞めて下さい。と一切言わずに辞めていきました。そのお客様が辞めてから生徒さんが急増したんです。そのくらいお客様一人の影響が教室の雰囲気を変えます。

 

 

この雰囲気は他の生徒さんには感じないことです。主宰側の人間が感じないといけないことです。大手は不特定多数のお客様を集客できる資金があるので体力が続きます。

 

 

個人事業主の方は、大手と同じことを行うと廃業に追い込まれます。自分に合った人を集めないと精神的にも追い詰められます。心地いい空間は主宰者側がつくらないと安定的な経営は難しいでしょう。

 

 

私が間接的に断った人とは劣等感の塊りのようなタイプでした。ポッチャリ体型で裕福な暮らしをした主婦の方でした。良いところの奥様でキレイな方でした。見た目は貫禄があってリーダータイプに見られる人です。

 

 

教室を発足して間もない頃、私も人を見る目がなくて周囲からの影響を受けていました。その人はしっかりしていると周りが言っていました。そのことを真摯に受け止めたんです。決して、その人を否定しているわけではありません。ビジネス上、キーマンだと思いました。プライベートでも付き合いがありました。

 

 

先生と生徒さんの距離感が縮まり過ぎたんです。当然、私に責任があります。私が白血病から奇跡の生還をして間髪いれずに教室を再開しました。その人は自分のことのように思ったのでしょう。あれこれと私の事を言うようになりました。

 

 

小言を毎回言うようになりました。最初は気にもしなかったんですが、チリも積もれば山となるです。どんどん精神に響くようになりました。今度は何を言ってくるんだろう!こんな日々が6年くらい続きました。生徒数が少なかったんで我慢しました。

 

 

言わせとけばいい!聞き流せばいいと言う思考に切り替えました。その人を含めて4人の生徒さんが発足当初からのメンバーです。その人を断ると他3人の生徒さんに悪影響が出ると思っていました。ガマンガマンの連続でした。感覚的なことですが、この人がいなくなると雰囲気が変わる、生徒さんが増えると思っていました。

 

 

どうすれば辞めて頂けるのか?何かを言ったら2~3倍にも言い返すタイプです。とにかく無意識に自分を優位にする発言をします。これは劣等感の表れです。本当は内心ビクビクしています。自分が必要とされてないと悟ると、すぐに退散します。

 

 

私が取った行動とは、前向きな生徒さんだけに目を向けてレッスンを行いました。それだけではありません。その人には一切話掛けるのも止めました。事務的な会話はしていますが、あからさまな態度を示しました。それは生徒さんが増えてきたからの行動です。わざと気付かせるように仕向けました。

 

 

このことを気付くタイプと気付かないタイプがいます。気付くタイプとは純粋さと優しさを持ち合わせています。だったら断る必要がないと思われたと思います。時には純粋さと優しさが相手を傷つける言動に走ってしまうのです。お節介は人を傷つけるんです。情けは人のためにならず、お節介は人の心に土足で踏むこむようなものです。

 

 

分かりやすく言うとマナストレッチは必要としているが、私個人に対しては否定しているんです。経営は売上を上げることは必須です。私は自分の気持ちが落ち込んでいまで売上を上げようと思いません。

 

 

しかし、自分に合わない人を切ることで売上は上がります。安易に切ってはいけません。ことを慎重に運んでから決断・行動しなければいけません。暫くすると当人も気付きはじめて、おとなしくしていました。人に攻撃する人は防御が弱いんです。

 

 

大人しくしても本質は変わらないんです。逆に良かれと思って言ったことに何が悪いのか?気付かない人もいます。謙虚さとは控えめや遠慮ではありません。自分が変わることです。

 

 

言動は言って良いことと悪いことがあります。特に気をつけないといけないのは自分のことを棚に上げて発言することです。これが一番相手を傷つけます。

 

 

私たちは生まれながらにして「明るさ・優しさ・温かさ」を持ち合わせいます。社会の中で「比較・上下関係・競争」によって、「ひがみ・妬み・すねる」感情が発生ます。その影響で「明るさ・優しさ・温かさ」を抑え込んでいるそうです。

 

 

「比較・上下関係・競争」を取り払うことで「明るさ・優しさ・温かさ」を取り戻せるんです。

 

 

ユングの心理学を参考にして、5万人の施術・延べ500人の生徒さんから人間像を学びました。人間には大きく4つのタイプに分けることが出来ます。

 

➀劣等タイプ

学歴・体型・見た目など、人よりも劣っていると思い込んでいるタイプです。その反面、自分を大きく見せる言動・行動を起こします。人に対して攻撃的です。自分より劣っていると判断した人に対して冷たいです。逆に攻撃に弱いんです。喜怒哀楽が激しい面もあります。内面が弱く、いざという時は安住の地に逃げる傾向があります。

 

良い人を演じようと去り際、別れ際に優しくなります。最初からそうしなさいと言いたくなります。

 

➁依存タイプ

人に何かをやってもらうのが、当たり前だと思っています。子供タイプと言えます。やってもらわないと不機嫌になります。イライラ・切れたりします。周囲も巻き込むので迷惑千万です。甘えん坊で寂しがり屋です。かまってもらわないといけないタイプです。

 

会社の上司では最悪のタイプです。部下に仕事をやらせるのが育成だと勘違いしています。内面は純粋で傷つきやすいんです。自分で良かれと思うことを押し付けます。相手が良かれと思うことを行うことです。

 

③人目ばかり気にするタイプ

周囲のことばかり気にしています。流行りものに敏感。習い事などは体験だけで満足。自ら変えようと思っていません。
表面では周囲に同調しています。内面は不平不満を抱いています。

 

人から見られた自分に自信がないんです。しかし、本心では今の自分に満足しています。例えば、太っていることを認めてないんです。本質の自分を否定しています。それに気付いてないんです。

 

④自己完結タイプ

人任せにせず、自分で何事も行うタイプです。我が道を進むのでペースを乱されると怒る傾向があります。人を信用できないところがあります。本心は依存したいと思っています。依存するとダメ人間になることを分かっています。

 

社会生活では4つの特徴を持ち合わせています。「比較・競争・上下関係」を取り払うように心掛けることです。脳と頭は判断です。骨盤と肚は決断です。

 

性格の発信源は内臓からです。16時間朝食断食とマナストレッチの習慣化で性格は変えられます。自分が変わらない限り、周囲は変わりません。

 

 

自分を変えることが出来ない場合、環境を変えることをおススメします。これには条件があります。やるべきことをやっていることです。言い方が厳しいですが、ろくに仕事もしないで環境を変えるのは何も変わらないです。

 

教室・整体サロンを経営している個人事業主の方へ。

 

益々、少子高齢化や二極化が進んでいきます。この流れを止めることはできません。昔と同じやり方では淘汰されていきます。お客様側もお店や教室を選びます。私たち主宰者側もお客様を選ぶべきです。

 

その術とはお客様のタイプによって心理を読み取ります。個別に対応していくことです。これからは多くのお客様を集めることではありません。多くなくてもいいので濃いファンを集めることです。

 

プロは技術は上手くても当たり前です。技術3割・心理7割です。

 

良い人だけでは経営は上手くいきません。カリスマ性・信念を貫く・人間性、この3つが重なることで真の成幸と言えます。

 

 

無料媒体でのキャッチコピーで集客することは可能です。地域密着で探せば無料で宣伝できる媒体があります。資金がないから諦めると何も変わりません。資金がないなりに行動できる術は必ずあります。

 

 

4つのタイプを見極めていくと、自己完結タイプが口コミしてくれるキーマンになる可能性が高いです。ネットの口コミより、リアルな口コミのほうが良いお客様が集まってきます。

 

まずは地域密着で基盤をつくっていきましょう。

 

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